「 One-2-Call の通話料金残高、いくら残ってたか覚えてる? 音声メッセージは、『お客様のご利用残高は0バーツ0サタングです』とか言ってるんだけど。こんなことなら、きのう電話をもらったときにカスタマーサービスに連絡して、サービスを停止してもらうんだったわ」
おととい携帯電話を盗んだヤツは、電話帳に登録されている番号に電話をかけまくったばかりか、通話料金残高がゼロになるまで使いやがったらしい。
「普通は携帯電話を盗んだら SIM カードを引き抜いてすぐにポイ、ってゆうのがセオリーなんだけど・・・・・・。まったく、変なヤツに盗まれたおかげで散々ね」
まったく、慰めてもらっているのか、追い討ちをかけられているのか。とにかく憂鬱な気分になった。
SIM カードの再発行
タイの GSM 移動体通信事業者( AIS, DTAC, Orange など)は、利用者を SIM カードで識別しており、本体とは別に売り買いされている縦1.5cm, 横2cmのカードを本体に挿入することではじめてサービスを利用できようになる。誰もそんな面倒なことはしないが、理論的には SIM カードを差し替えて使うことで、1台の携帯電話に複数の電話番号を持たせることもできる。このような事情から、タイの中古携帯電話機市場は非常に発達しており、盗まれた携帯電話も8,500バーツくらいで売り飛ばされている頃かも。
タイの移動体通信事業者が管理しているのは、顧客情報が詰まっている SIM カードのみで、携帯電話機本体は管理していない。
近年、タイの移動体通信事業各社は、苛烈な新規顧客獲得競争を繰り広げている。サービス向上の一環として、 SIM カードの再発行にも応じるようになった( SIM カードをなくしたのを機にキャリアを変更されてはかなわない)。このようなアナウンスは、携帯電話通話料金請求書やプリペイドカードの裏面にタイ語で書かれている。
ウィパーワディーラングスィット通りにある第3チンナワットタワー2階の AIS カスタマーセンターで、紛失した SIM カードと同じ電話番号の SIM カードを再発行してもらった。所要時間は約5分で手数料は100バーツ。再発行には、①国民 ID またはパスポート、②警察発行の盗難/紛失届の写しが必要。
携帯電話の再購入
こうなったら、いま欲しいと思っている携帯電話を買ってしまおう! こんなつまらない理由で自分の携帯電話のレベルを下げたのでは自分が居た堪れなくなる。クレジットカードに付帯している海外携行品保険を使えば、自己負担3,000円で同等品の購入費用を負担してもらえる。
Sony Ericsson 製携帯電話 W800i (19,900バーツ)は、ここのところ慢性的な品薄状態が続いている。そこで、タイ国内における総代理店になっている商社 Loxley の直営店へと向かった。
商社 Loxley の本社ビルは、地下鉄スィリギット国立会議場駅前にあるが、そこに個人向けの店舗はなく、タイ国内で Sony Ericsson 製品をいち早く入荷するのは、高架電車 BTS モーチット駅ちかくの商業ビル Sun Tower 1階にある直営店。
ちょうど今日が追加輸入分の入荷日で、近くの珈琲屋で友人と1時間ほど時間を潰していたところ、入荷を知らせる連絡が入り、無事入手できた。
クレジットカードの海外携行品損害保険
クレジットカードや海外旅行傷害保険には、海外携行品損害保険が付帯していることがある。僕は保険料を節約するために海外旅行傷害保険から海外携行品損害付帯を外しているが、幸いクレジットカードに海外携行品損害がついていたのでさっそく使った。
僕のカードに付帯している海外旅行傷害保険の有効期限は、日本出国から3ヶ月間。補償内容は、傷害死亡2,000万円、傷害治療費用50万円、疾病治療費用50万円、賠償責任2,000万円、携行品損害(自己負担額3,000円)15万円、救援者費用100万円。
帰宅後、金融通の友人のアドバイスどおり、クレジットカード会社にコレクトコールで電話をいれ、「携行品損害(海外のみ)」の保険金支払条件について問い合わせた。クレジットカード会社によると、保険金の請求には、①現地警察発行の盗難証明書、②盗まれた商品の保証書の2点を添付しなければならない。必要な書類は実家の方に送っておいてくれるという。
盗まれたおかげで最新の携帯電話機を数千バーツで買えたが、そのせいでペーパー提出期限直前にもかかわらず、電話番号をメモ帳から電話帳に登録していく作業に追われた。
昼前、ウィパーワディーラングスィット通りにある AIS カスタマーセンターで SIM カードの再発行を受けてから、高架電車 BTS モーチット駅ちかくの Sun Tower で Sony Ericsson 製携帯電話 W800i を購入。日本のクレジットカード会社に保険金の支払条件を問い合わせた。それらの作業に時間をとられたため、午前5時までペーパーを書く羽目になった。