2002年3月1日(金)
先日、授業で先生が「タイでは、誕生日の人が友人達を家に招いて料理を振る舞わなくてはならない。一般的な諸外国とは異なり、誕生日の人が皆におごらなくてはならないのだ」と言っていた。
きょうは、ジョーイ20歳の誕生日。学校帰りに携帯で仕事中のエーンから呼び出されて、サヤーム・ディスカウェリーセンターに寄った。「(エーンと一緒に働いている)ジョーイに秘密にしながら、無事に店からプレゼントと花を持ち出せ」というのが僕に与えられた任務だった。
無事にビルの外へプレゼント一式を持ち出すのには成功したけれども、徒歩で帰宅する途中にプレゼントもろともアクシデントに遭遇してしまった。
いきなり水をかぶってしまったのだ。
細い道を歩いていると、突然左にある家の入り口付近に人影が!――と、思った瞬間にはもう水をかぶっていた。タイでは一般家屋の雨樋の水を地中の排水管に排水するのではなく、1階天井付近から公共道路へボタボタと排水するのが一般的でその水は頻繁に浴びさせられているが、今かぶった水の量はその比ではない。明らかにおかしいと思って振り返ってみると、右手にコップを持った、前傾姿勢で硬直している幼い少女を発見した。
つまり、僕は飲みかけの水をかけられたということになる。キタネー
そのまま家に帰り、20時頃まで宿題をしてから、共通の友人の日本人と共にエーンとジョーイが働く店へと向かった。ちゃっかり、その友人にバラの花束を持たせて☆
20時半には店に到着。ジョーイはプレゼントに大喜びしていたけれども、全てはエーンが午前中の出勤前に買いそろえたものだ。(ごめんね)
店が閉まる21時までふたりを待って、MBK6階へ。週末とあって、ボーリングの待ち時間が30分、カラオケ(タイ語のみ)の待ち時間が1時間ということだったから、僕たちはボーリングを選んだ。待ち時間の間にジョーイのバースデーケーキをみんなで食べていたけれども、あまりの甘さにゲンナリ。友人の日本人と、これをテレビチャンピオンで3個くらい食わされたら絶対に吐くだろうと話していた。ここのボーリング場の設備はかなり先進国風!最新の設備にブラックライトの照明でボールが光って見える、少し前に日本で一世を風靡した、あのスタイルだ。1ゲームし終えたところでジョーイの門限になってしまい解散。
エーンは初めてのボーリングだと言っていたけれども、なんと79点をはじき出した!!あの超細い腕で、どうやって投げているのか不思議でたまらない。
そうそう、冒頭で書いた慣習にのっとり、グランド・パシフィックホテルの寿司・日本料理食べ放題(ひとり466バーツ)をジョーイにみんなでリクエストしたけれども、あっさりと却下されてしまった。
なお、彼女らの日給は9時間労働で200バーツ。それと、プレゼントにもたっぷりと水がかかってしまったことは内緒にしておいた。


金融機関(社内SE職)を退職後、タイ国立ヂュラーロンゴーン大学文学部の集中タイ語講座を修了。米国語学留学を経て、同大学東南アジア研究科で修士号を取得。現在、日本国内の専門商社で海外営業に従事。
旅の指さし会話帳①タイ
タイ語読解力養成講座
タイ日大辞典
タイを知るための60章
地図がつくったタイ
タイのこころ
ギック―友達以上、でも恋人じゃない
Sexteen Thailand
きょうは、タイの名門国立タマサート大学を中退してラームカムヘン大学に編入したエーンにとっての、初のラームカムヘン大学期末試験日だった。彼女は数ヶ月前に家出して以来、タマサート大学の学費を払えなくなり、また仕事にも出なくてはならなくなったため、転校を余儀なくされたのだ。聞くところによれば、ラームカムヘン大学は出席しなくても期末試験の成績が良ければ、単位と成績が公平に与えられるということらしい。授業料も、他の大学と比べたら信じられないくらい安い!昼間に仕事をしなくてはならず、高額な学費を捻出できないタイ人の不遇な層にはもってこいの大学だ。(ただし、大学のレベルはタマサート大学とは比較にならないほど低い)
きょうはチュラロンコン大学文学部集中タイ語コース初級2の進級試験日だった。試験内容は