2003年12月18日(木)

夜風を浴びながら見下ろすバンコクの眺望は最高だ。

タイといえば発展途上国というイメージが先行しがちだが、実際には数多くの超高層ビルが点在している。しかし、首都バンコクにおける観光産業の勢いを象徴しているかのように、ほとんどが観光客向けの高級ホテルで、超高層オフィスビルは片手で数えるほどしかない。

バンコク都内で最も高い建造物は、ラーチャダムリ(ラチャダムリ)通りプラトゥーナーム(プラトゥナム)交差点の北にある中級ホテル「バイヨックサガーイ(バイヨークスカイ)」。高さ309メートル、地上88階建て。このホテルの78階にも展望レストラン「スカイビュッフェ」があるが、それは単に見晴らしが良いだけのありふれたレストランに過ぎない。

ところが、サートーン(サトン)通りにある高級ホテル「バンヤントリー」(元ウエスティン・バンヤントリー)最上階の61階に入っているレストラン Vertigo Grill は屋外型の西洋レストラン。高層階にあるためか風が強く、ここ常夏のバンコクにいながら自然の肌寒さ感じることができる。このホテルが入っているビル「タイワータワー2」はまるで壁のように細く、ぐるりと身体を一回転させるだけで360度の風景を言葉通り一望できる。

今晩、僕は西洋料理店 Vertigo Grill で日本人とタイ人の友人たちと夕食をとった。料金は都内の高級ホテルよりもやや割高で、3人で7,544バーツ(税サ込み)、チップ500バーツ。内訳は次のとおり。

前菜: Scarllop Tartar 280バーツ / Soft Shell Crab 360バーツ / Betigo Caesar 280バーツ。魚料理・肉料理: オーストラリア産ステーキ250グラム1,050バーツ / ラム肉のステーキ1,400バーツ / ワイルドサーモン1,250バーツ。トッピング: ゆでベークドポテト150バーツ / マッシュドポテト210バーツ、 Diebels 240バーツ。飲み物: オレンジジュース160バーツ / コーラ120バーツ / ビール240バーツ。

最高の雰囲気で贅沢なディナー。財布へのダメージは少なくないが、ぜひ一度はカノジョと一緒に楽しんでみたい。そのためにも財布には常に何枚もの千バーツ札を忍ばせておく必要がありそう。

ちなみに、表題にある「世界で最も高い」とは、もちろん料金のことではなく、海面からの高さのこと。

2004年1月12日(月)

正午前、複合商業施設「サヤームセンター(サイアムセンター)」1階のスターバックスでブワと合流。サヤークスクウェア(サイアムスクエア)ヂュラーロンゴーン(チュラロンコーン)大学ブックセンター1階にある英語学校「ブリティッシュカウンシル」に行く。

集中英語コースは、月曜日から金曜日までの週5日、1日3時間。1コース40時間で6,500-6,800バーツ。午前・午後・夜間から選択できる。さっそく受講しようと申し込んだが、コース途中からの編入はできないという。そこで、次回コース(月末から)に参加するために、来週木曜日に行われるクラス分けテスト(600バーツ)に申し込んだ。

ホテル「グランドオーキッドシェラトン」でランチビュッフェをとる。先日、友人の知り合いから譲ってもらったビュッフェ無料券を使ったため無料だった。このビュッフェにあった貝類を食べて、ブワは一晩中苦しんでいた。日本人の友人たちのあいだでも、ここの貝類は食中毒菌の固まりと言われている。

「このホテルって、イメージを大切にする高級ホテルよね? ホテルに申し出れば、たっぷり保証金がもらえるんじゃないかしら?」

ブワは友人にそうアドバイスされたそうだが、食中毒がひどく、それどころではなかったという。

2004年3月15日(月)

ここバンコクでは、イタリア料理などの贅沢品が割高である一方で、タイ料理となると一気に安くなる。タイ大手の冷凍食品メーカー S&P は、外食産業など数多くの事業を手広く手がけ、都市部の中間層をターゲットとしたレストラン S&P をショッピングセンターなどに数多く出店している。料理の価格帯は55-65バーツ、飲み物が25バーツくらい。

ホームページには次のような企業紹介が掲載されている。

ในปี 2516 พี่น้องตระกูลไรวา ทายาทของนักธุรกิจมีชื่อซึ่งเป็นที่รู้จักกันดีในอดีตคือ คุณสุริยน ไรวา ได้ร่วมกันเปิดกิจการร้านอาหารและเบเกอรี่ชื่อ “เอส แอนด์ พี” ขึ้นในซอยประสานมิตร (สุขุมวิท 23) ร้านเอส แอนด์ พี ประสบความสำเร็จอย่างสูงด้วยรูปแบบที่แตกต่างจากร้านอาหารทั่วๆ ไปในสมัยนั้น โดยนำเสนอบรรยากาศร้านที่สบายๆ บริการเยี่ยม มีอาหารและผลิตภัณฑ์เบเกอรี่หลากหลายแบบเดียวกับคอฟฟี่ชอพตามโรงแรมชั้นนำ ทำให้ได้รับความนิยมอย่างมาก ในปีถัดมาจึงเปิดโรงงานเบเกอรี่เพื่อตอบสนองความต้องการของผู้บริโภคที่มากขึ้น
2516年(西暦1973年)、当時著名な事業家だったスリヨン・ライワーの遺産を受け継いだライワー家の兄弟は、協力して「エスアンドピー」という名の食堂とベーカリーを開いた。ソイ・プラサーンミット(スクンウィット23)に開かれたエスアンドピーは、ホテルのロビーにあるようなコーヒーショップを模して多種多様な料理と商品を取りそろえることにより、快適な雰囲気と素晴らしいサービスを導入し、当時における他の食堂との差別化を図り、多くの支持を得たことによって大いなる成功を収めた。翌年には消費者の要望に応えるために、ベーカリー工場を開いた。

การขยายธุรกิจของเอส แอนด์ พี เป็นไปอย่างรวดเร็วและต่อเนื่อง บริษัทฯ ได้เข้าจดทะเบียนเป็นบริษัท รับอนุญาตในตลาดหลักทรัพย์แห่งประเทศไทยในปี 2532 เปิดร้านอาหารไทยภายใต้ชื่อ Patara Fine Thai Cuisine สาขาแรกในประเทศอังกฤษ คิดค้นและพัฒนาผลิตภัณฑ์เบเกอรี่กว่า 100 ชนิด นำเสนอผลิตภัณฑ์ใหม่ ๆ เช่น อาหารสำเร็จรูปแช่แข็ง “ควิกมีล” และ “อีโคโนมีล” ผลิตภัณฑ์ไส้กรอกนานาชนิด เค้กและขนมอบแช่แข็ง บริการจัดเลี้ยงนอกสถานที่ บริการจัดส่งอาหารถึงบ้าน และอื่นๆ อีกนับไม่ถ้วน ซึ่งล้วนแล้วแต่ได้รับการตอบรับที่ดียิ่งจากผู้บริโภคทั้งในประเทศและต่างประเทศ
エスアンドピーの事業は急速に拡大していった。2532年にはタイ株式市場への上場許可を得た企業として登録した。また、イギリスにおける初の支店 Patara Fine Thai Cuisine ブランドのタイ料理店を開設し、100種類もの創作ベーカリーと、さまざまなケーキや冷凍ケーキのほか、冷凍食品「クイックミール」や「エコノミール」などの新製品を世に紹介した。また、出張パーティや宅配など数え切れないほどのサービスで、国内外を問わず、広く消費者からの好反応を得た。

นอกเหนือจากการพัฒนาธุรกิจใหม่ๆ แล้ว บริษัทฯ ยังให้ความสำคัญกับการพัฒนาคุณภาพการผลิตด้วย บริษัทฯ ได้รับการรับรองมาตรฐาน HACCP (Hazard Analysis Critical Control Point) จากคณะกรรมการอาหารและยา สำหรับผลิตภัณฑ์อาหารแช่แข็งประเทศขนมหวานและผลิตภัณฑ์ไส้กรอก ซึ่งทำให้บริษัทฯ สามารถส่งออกผลิตภัณฑ์ทั้ง 2 ประเภทนี้ไปจำหน่ายได้ในเกือบทุกประเทศทั่วโลก ได้รับใบรับรองความสามารถห้องปฏิบัติการทดสอบ ISO/IEC 17025 จากสำนักงานมาตรฐานผลิตภัณฑ์อุตสาหกรรม และได้รับรางวัล Disclosure Award ด้านการเปิดเผยข้อมูลจากตลาดหลักทรัพย์แห่งประเทศไทย
エスアンドピー社は新事業の開発のほかにも製造品質の向上にも重点を置き、食品医薬品委員会から冷凍食品の HACCP 規格 (Hazard Analysis Critical Control Point) を取得した。 また、冷凍菓子と冷凍食品の2品目については、工業製品基準事務所から研究所能力保証書 ISO/IEC 17025 を取得して、世界中のほとんど全ての国で営業活動が可能となった。さらに、タイ株式市場から情報公開部門の Disclosure Award を受賞した。

ปัจจุบัน บริษัทฯ มีสาขาร้านอาหารภายใต้ชื่อ “เอส แอนด์ พี” ทั่วประเทศจำนวน 51 แห่ง เบเกอรี่ชอพ 133 แห่ง ร้านอาหารร่วมสมัย “Patio” 3 แห่ง ร้านอาหารซึ่งเกือบทั้งหมดเปิดดำเนินการอยู่ในต่างประเทศ ภายใต้ชื่อ “Patara Fine Thai Cuisine” “Siam Kitchen” และ “Thai” รวมกัน 16 แห่ง ร้านกาแฟ “Blue Cup” 4 แห่ง โรงงานเบเกอรี่ 2 แห่ง และโรงงานผลิตไส้กรอกและอาหารแช่แข็งอีก 1 แห่ง นับได้ว่าตลอด 30 ปีที่ผ่านมา บริษัทฯ ไม่เคยหยุดนิ่งและพร้อมที่จะก้าวเดินอย่างมั่นคงต่อไปโดยไม่หยุดยั้ง
現在、エスアンドピー社は国内にエスアンドピーブランドの食堂51店舗、ベーカリーショップ133店舗、各種料理店「Patio」3店舗、また国外では 「Patara Fine Thai Cuisine」、「Siam Kitchen」 および 「Thai」ブランドの営業店舗16店舗、コーヒー屋「Blue Cup」4店舗、ペーカリー工場2ヶ所、さらにソーセージ・冷凍食品加工工場を1ヶ所保有している。エスアンドピー社は過去30年間、現状に甘んじることなく、絶え間なく安定した発展を続けている。

午前11時、マヒドン大学サーラーヤー校舎にブワを迎えに行ってから、サヤームセンター1階のタイ料理レストランチェーン店 S&P で昼食をとった。

2004年3月20日(土)

セントラルは、全国に13の店舗を展開している都市部の中間層以上をターゲットとしている百貨店。バンコク都内の百貨店格式では、ゲーソーンプラザ(ゲーソンプラザ)、エンポリアム、サヤームディスカバリーセンター(サイアムディスカバリーセンター)に次ぐ第4位にランキングされている。そのなかでも、特にチットロム店は高級志向で数多くの嗜好品を取りそろえている。

一般にフードコートというと、スーパーマーケットや百貨店の地下に入っている食堂のこと。もちろんタイ料理がほとんどで、値段は25-55バーツ。食券売り場でクーポン券(食券)を購入し、それで飲食代を支払い、残りを食券売り場で換金する仕組み。スーパーマーケットの売り場の雰囲気で、落ち着いた雰囲気とは無縁の空間だ。

しかし、セントラル百貨店チットロム店7階のフードコート FoodLoft(フードロフト) には、タイ料理をはじめ、イタリア料理、インド料理、日本料理、中華料理、ベトナム料理などの嗜好品が一通りそろっている。入り口で食券タグを受け取り、料理を受け取るときにそれを渡して利用額をサーバーに登録し、出口で精算する仕組み。近代的な工業建材をふんだんに用いており、店内は明るく清潔感が印象的。

予算は、一般のフードコートが35-50バーツであるのに対し、こちらは85-150バーツ。特に日本料理のはべらぼうに高く、日本産寿司セットが約1,000バーツなのはまだ許容できるとしても、マグロ2つが330バーツ(約1,000円)というのは常軌を逸している。

ちなみに、僕が好んで食べているのはタイ料理コーナーのグリーンカレー焼き飯と、飲料水。それに1品程度を加えて、だいたい140バーツくらい。

午後12時半、マヒドン大学サーラーヤー校舎へブワを迎えに行き、セントラル・チットロム店の FoodLoft で昼食をとった。

2004年7月25日(日)

20040725.jpgここのところ、友人たちから、ブワとの交際費の額が常軌を逸していると指摘されている。そのほとんどは食費に費やされており、バンコク中心部にある標準的なアパートの家賃の2倍にも達している。家計に与えるダメージも無視できない。

にも関わらず、ヂャルーングルング通り(チャルンクルン通り)の最南端にあるレストラン Good View でブワと夕食をとった。バンドによる洋楽の生演奏を聴きながら、ヂャーオプラヤー川沿いの席から対岸を眺めていたところ、二週間前の土曜日に出かけたレストラン To-sit Pier 92 の遊覧船が目の前を通りかかった。

2005年2月14日(月)

今日はバレンタインデー。恋を成就させるための絶好の機会とあって、街中どこも浮き足立っている。通学途中のタクシーでラジオ番組を聴いていたところ、パーソナリティーの女性が今日を「国家的処女喪失の日(ワンスィアトゥワヘングチャート)」と呼んで、僕や友人を仰天させた。

日本では女性が男性にチョコレートをプレゼントする日だが、伝統的に女性が男性に交際を要求するのが破廉恥であると考えられているタイでは、男性が女性にバラの花束をプレゼントする日として定着している。

昼休み、ヂュラーロンゴーン大学(チュラロンコーン大学)文学部前にはバラの即売店が設置され、妙に古くさくて情欲的な音楽が4号館の安っぽい拡声器から流されていた。ベンチには女子学生たちが鈴なりになっており、男子学生が女子学生にバラを渡すたびに周囲の野次馬たちから悲鳴や歓声が沸き起こった。

タイ政府は性の若年化を憂慮している。マスコミは朝から「愛の日だからといってセックスの要求に応じる必要はありません」と盛んに呼びかけているが、それでも今日一日で何十万もの若者が初体験を済ませるという。

「せいぜい初体験の日を数ヶ月間先送りする程度の効果しかないでしょう。若者たちはダメっていわれてもヤルことはヤルんだから、バレンタインデーに初体験を済ませるのも青春時代の想い出づくりとしては悪くないわ」

午後の授業に出席してから、バンコクの電脳街「パンティッププラザ」で友人と合流した。修理のために預けていたパソコンを引き取りに行ったが、不具合が直っていなかったため再修理を依頼した。スクンウィット(スクンビット)39にあるイタリア料理屋 L’opera(オペラ) で友人と夕食をとったが、味がひどく落ちていた。

帰宅後、午前2時までペーパー(小論文)を書き続けた。

2005年5月28日(土)

「料理よりも雰囲気を味わいに来たって感じかな?」

夜、バンコク東部ウッタヤーン通り(ウタヤーン通り)にあるドイツ風の屋外料理店「バーンナームキアングディン」で、音楽を聴きながら友人たちと夕食をとった。チキンやトムヤムなどを注文し、4人で1,000バーツ弱だった。

まるで外国にいるかのような雰囲気の店で、なかなか良い気分転換になった。

2005年6月22日(水)

朝、タイ研究科の「タイ文化」の講義に出席し、午後からヂュラーロンゴーン大学(チュラロンコーン大学)マスコミ学部の図書館や中央図書館で英文ジャーナルのバックナンバーをあさった。サヤームスクウェア(サイアムスクエア)のピザ屋「天国への最短の道 Holly Pizza」でピザとスパゲティーを食べ、スラウォング通り(スリウォン通り)の珈琲屋 Starbucks Coffee(スターバックスコーヒー) に寄り、コンヴェント通りのインド料理屋 Hibari Cha Cha で夕食をとった。その後、スィーロム通り(シーロム通り)にある珈琲屋で深夜までパソコン作業を続けた。

朝の講義で会った「もうひとり」のラオス人クラスメイトによると、ウィアングヂャン(ビエンチャン)郊外のカジノホテルは、ラオス国道北13号線と南13号線のどちらでも行けるが、南13号線の方が運転が楽という。詳しい場所については依然不明だが、なんとなくだいたいのカンジがつかめたような気がする。

2005年7月17日(日)

「わたしが働いている病院なら、24時間いつでもきちんと診察してくれるわよ。当直の先生は4人しかいないけど、それぞれちゃんと専門科目を診られるようになっているから大丈夫。どうせタダなんでしょう? なら、行ってみたら?」

夜、バンコク西部のウッタヤーン通りにあるドイツ風屋外レストラン「バーンナームキアングディン」で、友人5人と夕食をとっていたところ、バンコク在住の日本人に人気の「バンコク病院」で働いている看護婦から、診察を受けるよう勧められた。

先週水曜日、タイ研究科の講座「タイ文化論」の一環として、ヂャッグリーマハープラサート宮殿(チャクリ大宮殿)を見学したときに、滝のような雨のなかを傘もささずに強行突破したため、風邪をひいてしまった。その後も酒を飲みに出かけていたせいで風邪をこじらせてしまったらしく、朝から軽い眩暈が続いていた。食後、さっそく友人の助言にしたがって、バンコク病院へ友人と向かった。

午後11時頃、スーンウィヂャイ(スンヴィチャイ)1にあるバンコク病院に到着。受付に旅券(パスポート)と海外旅行傷害保険証を提出して、診察券を発行してもらった。一般外来で簡単な診察を受けると、医師から酸素吸引室とエックス線撮影室に行くよう指示された。ふたたび診察室へと戻ると、「風邪」と診断され処方箋が出された。会計後に受け取ったクスリは、とりあえず患者が訴えている症状に効果があるものを全種類出しておきましたっていうカンジ。料金は3,373バーツ(ただし保険適用のキャッシュレス)だった。金儲けのための過剰な医療は、バンコク都内の高級病院では日常茶飯事。

昼、スィーロム(シーロム)19にある小籠包屋「永和豆腐(ラーンナームタオフーヨングホー)」で友人と昼食をとり、ホテル Sofitel Silom Bangkok(ソフィテルシーロムバンコク) のケーキ屋 LENOTRE で優雅にアフターヌーンティーを満喫した。その後、将来のタイ駐在に備えて、ラングスワン通り(ランスアン通り)のコンドミニアムを片っ端から見学した。価格帯は40,000-120,000バーツ。日没後、ウッタヤーン通りにあるドイツ風屋外レストラン「バーンナームキアングディン」で夕食をとり、スーンウィヂャイ(スンヴィチャイ)1にあるバンコク病院で診察を受けた。

2005年11月10日(木)

「なんで警備員なんかと酒を飲んだのよ? だいたい会話、成立するの? まあ、警備員と一緒に飲んで携帯電話機を盗まれたっていうのは、起こっちゃったことだからもうどうしようもないけど・・・・・・誰も好きこのんで真昼間から警察に行く人なんかいないわ。あなたは知らないでしょうけど、日中の警察署の混みようといったらかなりヤバいわよ。夕食後に被害届を提出しても手遅れにはならないんだから、できるだけ遅い時間に行った方がいいわ」

昼すぎ、移動体通信事業者 AIS Advance Info Service カスタマーサポートセンターの場所を尋ねようと友人に電話したところ、警察の盗難/紛失届( SIM カード再発行に必要)の複写をもらうタイミングについてアドバイスをくれた。

その後、スクンウィット(スクンビット)23にあるイタリア料理店 GUISTO(ギスト) で別の友人から夕食をご馳走になった。先月公開されたばかりのタイ映画「内官スィースダーヂャンの反乱(ガボットターオスィースダーヂャン)」で主人公の戦友「トーング」を演じたドーム=ヘートラグーンがカウンター席でワインを飲み、夜のバラエティー番組に出演している女優6人組が正面の席で軽い夕食をとっていた。この店には、ハイソなタイ人客が多い。

昨晩携帯電話を盗んだヤツは、電話帳から女の子の名前を見つけては片っ端から電話しまくったようで、絶交中の元友人が MSN メッセンジャーで「電話に出られなかったけど何の用だったの?」と話しかけてきた。ああ神様、どうかヤツらがアホなショートメールを友人たちに発信してませんように!!

夕食後、ワッタナー区の所轄警察署であるバンコク警視庁ルンピニー警察署(ルンピに警察署)に被害届を提出した。すでに顔馴染みになっている日報書記係の警察曹長に事情を話すと、すぐに奥の部屋に通してもらえた(僕が優遇されているわけではなく、文書作成の権限が上役に移管されたらしい)。20代前半の警察少尉に、身分証明書として日本国旅券(パスポート)を提示し、事件のあらましを説明すると、パソコンで被害届の文面を作成してくれた。そして、いつもの警察曹長から手書きの被害届を受け取った。

夕方までペーパー(小論文)を書き、スクンウィット(スクンビット)23にあるイタリア料理店 GUISTO(ギスト) で夕食をご馳走になってから、ウィッタユ通り(ワイヤレス通り)にあるルンピニー警察署で被害届の写しを発行してもらった。

 1 2