2002年5月25日(土)

夕方、コーンウェーン通り(コンヴェント通り)にある Starbucks Coffee(スターバックスコーヒー) でタイ語の復習をしていたときに、タイ語を勉強している日本人現地採用者と知り合い、バンコク銀行本店横にある焼き肉屋で飲んでから、高架電車 BTS アヌサーワリーチャイサモンラプーム(アヌサワリー, 戦勝記念塔)駅ちかくにある Saxophone(サクソフォーン) へと連れて行ってもらった。

この店は、欧米色が強いパブだが、観光地から離れているため売春婦がおらず、発展途上国ならではのストレスを感じずに済む。バンドによる生演奏があり、気分転換にも最適。途中、部屋にいたエーンも呼んで、閉店まで楽しんだ。ドイツ製黒ビール(500ml)が200バーツだった。

2002年10月31日(木)

夜、スクンウィット(スクンビット)11にある日本料理屋「勝一」で、クラスメイトと夕食をとった。トンカツ専門店だけに、トンカツ料理に関してはバンコクで一番かも。

この1年間、いろんな店のトンカツを食べてきたが、いずれもバンコクのトンカツ特有のクセが気になって仕方なかった。そのクセがないのはうれしい。トンカツの値段は、180バーツから220バーツ(別途ライス代がかかります)。

食後、夜の街へと出かけたが、どこもハロウィーン一色だった。エーンも、魔女の格好をして、友人とカーオサーン(カオサン)へ出かけている。

ハロウィーンは「万聖節の前夜」のことらしいが、観光地に限っては、この仏教国でも盛大に祝うという。

2003年1月2日(木)

一説によると、ヂュラー(チュラ)大生はヂュラー(チュラ)大生としか連めないという。

夜、高架電車 BTS アソーク駅前のホテル「ウエスティングランデスクンウィット(スクンビット)」8階にある日本料理店「吉左右」で、エーン、日本人の友人、ヂュラーロンゴーン(チュラロンコーン)大学文学部の学生と、おせち料理パーティーを開いた。4人で3,000バーツだった。

エーンは、タイの最高学府ヂュラーロンゴーン大学(チュラロンコーン大学)を明らかに敵視している。どの大学にも入れるだけの学力があるにもかかわらず、この大学の校風を嫌って、ライバル関係にあるタンマサート(タマサート)大学で一番難易度の高いマスコミ学部(ワーラサーンサートレスーサーンムアングチョン)学部に入学したほどの、筋金入りのヂュラー(チュラロンコーン大学)嫌いだ。

解散後すぐに、エーンはこの学生に対する不満を爆発させた。曰く、「あの学生のタイ語の使い方が気に食わない。論法が気に食わない。一般からかけ離れた価値観を持ち、エリート主義を振りかざしている」などなど、とどまることを知らない。

先日、エーンの言葉を裏付けるような事件があった。その友人も交えて日本人男性(21歳)と酒を飲んだときに、日本人男性が เธอ(トァー) という二人称を使って呼んだことをに憤慨して、帰宅途中に「明らかに相手を見下した表現だ。学識のある相手に対して失礼極まりない」とキレまくっていた。ところが、エーンによると、ニュートラルな二人称で、特に相手が年下ならまったく問題にならないという。

この学生は、相手の言葉使いに不満を漏らすことが多い。噂どおりのエリート主義者なのか、それとも単に自己中なだけなのか。

「日本の正月料理『おせち』がも可愛らしくて興味深かったから耐えられたけど、これが普通の寿司とかだったら、絶対にその場でどついてたと思う」

それとも、単にエーンが僕の女友達すべてを敬遠しているだけなのか。

2003年2月13日(木)

タイに住み始めて1年4ヶ月。はじめてタイ料理が美味しいと思えた。

これまで僕はタイ料理を毛嫌いしてきた。しかし、今日はどうしても外出するのが億劫だったものだから、仕方なくアパート附属の食堂にタイ料理「カーオパットアメリカン(カオパットアメリカン)」(ケチャップ焼き飯)の出前を頼むことにした。値段は40バーツ+5バーツの宅配料金。とても美味しかった。

毎日のように日本料理を食べるというこれまでの生活習慣を改めて、タイ料理を食べるようにすれば、きっと家計に占める食費の割合はかなり軽減されるはず。

エーンの10年間来の親友ジョーイによれば、ラームカムヘーング(ラムカムヘン)大学の学生食堂は美味しいし値段も安いという。ところが、僕がタイ料理を嫌いになったそもそもの原因は、ヂュラーロンゴーン(チュラロンコーン)大学文学部の学生食堂にある。

集中タイ語講座の講師が以前、こう話していた。

「あんな安い値段(カーオパットアメリカン20バーツ)で出しているのよ。高い食材を使ったら赤字になってしまうじゃない。だから安い食材を使ってるんだけど、それではどう工夫したって美味しい料理なんて作れるはずがないわ。あんな料理を食べただけで『タイ料理はまずい』という結論を出されては、タイ人としてはちょっと悲しいわねえ」

タイ料理は、もしかしたら僕が思っているよりもまともな料理なのかもしれない。・・・・・・それとも、あの不味いヂュラーロンゴーン(チュラロンコーン)文学部の学生食堂の料理に1年間も慣らされてきたせいで、ほかのタイ料理すべてが美味しく感じるだけなのか。

今日は MBK マーブンクローング(マーブンクロン)センターでエーンの携帯電話を修理してから、 WTC ワールドトレードセンター(ウォートレート)に入っている ZEN でバレンタインのプレゼントを購入し、バンコクの電脳街「パンティッププラザ」でタイ料理を食べた。

2003年3月13日(木)

昼過ぎ。 MBK マーブンクローングセンター(マーブンクロンセンター)7階のタイスキ屋 MK で、日本から旅行に来ている高校時代の友人とエーンの3人で昼食をとっていたところ、さっそく夕食の話になった。そこでエーンの提案により、最近 BTS 高架電車サーラーデーング(サラデーン)駅前にできたという、しゃぶしゃぶと寿司の店 Shabushi に行くことになった。

Shabushi は、あの悪名高いエセ日本料理店チェーン Oishi の系列。

僕たちはタイでなかなか食べられない「しゃぶしゃぶ」を楽しみにしていた。さっそく店内に入って席に着くと、そこは回転寿司屋のカウンター席そのものだった。目の前を流れている料理に目をやると、タマゴやカニかまなどの安いネタしか乗ってない寿司と、タイスキの具材が流れている。テーブルの上にも、なぜかタイスキのタレが。

してやられた!! こんなの、ちっとも「しゃぶしゃぶ」じゃない。この店は単なる「回転タイスキ屋(安い寿司付き)」にすぎなかった。僕たちは2食連続でタイスキを食べる羽目になった。あまりの不味さに途中で席を立とうとも考えたが、食べ放題料金の210バーツはすでに払ってしまっている。一口食べただけで帰るのもモッタイナイということで、ゲンナリとしながらも仕方なく食べ続けた。

エセ日本料理店チェーン Oishi 系列の店で、僕はこれまで一度として良い思いをしたことがない。タイ資本の日本料理店はどこも不味いとはいわれている。しかもエセ日本料理屋の分際で、値段だけは先進国レベルなのだから本当に腹立たしい。この日本の面汚しめ!

エセ日本料理チェーン Oishi 系列の店で、なんとか食べられるのは Oishi ラーメンくらい。

2003年11月9日(日)

日曜限定のランチビュッフェがホテル「ウエスティングランデ・スクンウィット」(スクンウィット(スクンビット)19)の日本料理店「吉左右(きっそう)」にある。寿司や天ぷら、鉄板焼きなど日本人にはうれしいメニューがひととおり揃っている。料金はひとり580バーツ+税サ。ANAマイレージカードを提示することで20%、クラブタイランド会員券を提示することで15%の割引が受けられる。

しかし、料理の味が渡米前よりも格段に落ちており、タニヤ通りにある食うに耐えない回転寿司屋「小象寿司」並にひどくなっていた。

食後、友人の会社で労働許可証(ワーキングパーミット)の申請書類にサインし、日没後に日本から旅行に来ている友人とスクンウィット(スクンビット)39にある居酒屋に行った。

2003年12月9日(火)

今晩、ペッブリータットマイ(ニューペチャブリー)通りにあるホテル「アマリ・アトリウム」へ日本人の友人と飲みに出かけた。

ここの2階にあるパブ「ミングルス」のカクテルは、サイズが大きめで、味もなかなか良い。1杯180バーツ。生演奏のコンサートもあってオシャレな雰囲気。午後11時から午前1時までの間に注文すると、もう一杯おなじカクテルが出てくる(buy one get one free)。

今後カクテルを飲みたくなったら、午後11時まで待ってミングルスに行こう。500バーツも出せば、きっと歩けなくなるまで酔っぱらえるに違いない!

2003年12月13日(土)

飲酒と喫煙が解禁される年齢は、国(または州)によって異なる。

日本では飲酒・喫煙ともに20歳だが、アメリカ・カリフォルニア州では21歳。しかも必ずといって良いほど身分証の提示が求められる。

ところが、ここタイでの規則は少し変わっている。飲酒が18歳から、喫煙が20歳から。ただし屋外での20歳未満の飲酒は禁じられている。だから、クラブ(タイではディスコやパブと呼ばれる)の入り口には、客の身分証(国民 ID )を確認するための警備員が配置されている(20歳未満の未成年者を店に入れてしまうと、店が罰せられる)。

カノジョのブワは18歳。一緒に酒は飲めてもクラブには行けない。そこで今晩はブワと酒を飲むために、ホテル「アマリ・アトリウム」のパブ「ミングルス」へと出かけた。厳密には違法だが、ホテルに年齢確認の警備員がいることはほとんどない。

それでも一緒にクラブに行けないのは、やっぱり少しだけ残念だ。

2003年12月18日(木)

夜風を浴びながら見下ろすバンコクの眺望は最高だ。

タイといえば発展途上国というイメージが先行しがちだが、実際には数多くの超高層ビルが点在している。しかし、首都バンコクにおける観光産業の勢いを象徴しているかのように、ほとんどが観光客向けの高級ホテルで、超高層オフィスビルは片手で数えるほどしかない。

バンコク都内で最も高い建造物は、ラーチャダムリ(ラチャダムリ)通りプラトゥーナーム(プラトゥナム)交差点の北にある中級ホテル「バイヨックサガーイ(バイヨークスカイ)」。高さ309メートル、地上88階建て。このホテルの78階にも展望レストラン「スカイビュッフェ」があるが、それは単に見晴らしが良いだけのありふれたレストランに過ぎない。

ところが、サートーン(サトン)通りにある高級ホテル「バンヤントリー」(元ウエスティン・バンヤントリー)最上階の61階に入っているレストラン Vertigo Grill は屋外型の西洋レストラン。高層階にあるためか風が強く、ここ常夏のバンコクにいながら自然の肌寒さ感じることができる。このホテルが入っているビル「タイワータワー2」はまるで壁のように細く、ぐるりと身体を一回転させるだけで360度の風景を言葉通り一望できる。

今晩、僕は西洋料理店 Vertigo Grill で日本人とタイ人の友人たちと夕食をとった。料金は都内の高級ホテルよりもやや割高で、3人で7,544バーツ(税サ込み)、チップ500バーツ。内訳は次のとおり。

前菜: Scarllop Tartar 280バーツ / Soft Shell Crab 360バーツ / Betigo Caesar 280バーツ。魚料理・肉料理: オーストラリア産ステーキ250グラム1,050バーツ / ラム肉のステーキ1,400バーツ / ワイルドサーモン1,250バーツ。トッピング: ゆでベークドポテト150バーツ / マッシュドポテト210バーツ、 Diebels 240バーツ。飲み物: オレンジジュース160バーツ / コーラ120バーツ / ビール240バーツ。

最高の雰囲気で贅沢なディナー。財布へのダメージは少なくないが、ぜひ一度はカノジョと一緒に楽しんでみたい。そのためにも財布には常に何枚もの千バーツ札を忍ばせておく必要がありそう。

ちなみに、表題にある「世界で最も高い」とは、もちろん料金のことではなく、海面からの高さのこと。

2003年12月20日(土)

毎週土曜日恒例のアルバイト三昧の一日。仕事後に安宿街「カーオサーン(カオサン)」のタイ料理店「トムヤングング(トムヤムクン)」でバイト先の同僚たちと夕食をとった。この界隈特有の貧しい雰囲気がなく、なかなか良い気分転換になった。

カーオサーン特有の貧しい雰囲気といえば、駐車場からカーオサーン通りへ出る途中にある薄暗い通路に日本人が集う日系屋台飲み屋を発見した。こうした光景に遭遇するたびに、僕は複雑な心境になる。

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