微笑みの国タイと厳しい現実

微笑みの国タイと厳しい現実

タイという階級社会で生きる

われわれ日本人は、旅行中などタイ人との関わりが薄いうちは、外国人ゲストとしてそれなりに丁重なもてなしを受けられるかもしれない。しかし、ひとたびタイに来て居を構えると階級社会の一員として区分され、その階級相応の待遇を受けることになる。先進国から来たというだけでは、すべての階層から仲間として認めてもらうことはできない。

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ギック 後編

スクンウィット21街路にあるパブ「ソーングサルング」で昨晩、ホーガーンカータイ大学の男子学生からタイにおけるギック(友達以上恋人未満)という概念とクラブシーンにおけるナンパの流儀について教えてもらった。もしこの話が正しいと仮定するならば、ナイトクラブに遊びに来ているヤツらの大半が拝金主義者という仮説が成り立つ。

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娼婦との援助交際について考える

その娼婦は半年前、日本人向けの夜の繁華街「タニヤ」でホステスとして働いていた。そこで客としてやってきた東芝の日本人駐在員と知り合い、「今の妻とは離婚して、キミと一緒に日本で暮らしたい」と告白された。しかし、日本人妻と離婚する様子はまったくなく、日本から送られてくる月々3万バーツの仕送りを受け取っているという。

微笑みの国タイと厳しい現実

日本人中年男性がタイ人女性を殺害後に自殺した件についてタイのマスコミはこう報じた!

昼過ぎ、サヤームスクウェアの本屋へブワと出かけたところ、大衆紙「タイラット」の1面に日本人が絡んだ殺人事件が大々的に報じられているのを見つけ、すぐに手にとって記事に目を通した。この日記では、タイラット紙に掲載されていた記事のうち、氏名・年齢・住所・場所などの情報を削除して掲載する。

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タイの援助交際について考える その2

先月から続いているタイの若者文化に対する好奇心は、今月に入ってからエスカレートの一途をたどっている。この調子でいけば、年内にもバンコク都内にあるイケてる Pub and Restaurant を全て制覇してしまいそうな勢いだ。これまで夜の街へ繰り出すという機会はほとんどなかったから、見るものすべてが新鮮で興味深く感じている。

ナイトライフ

タイの援助交際について考える その1

ある女子大生は、待ち合わせの時刻から大幅に遅れて、ひとりのタイ人中年男性とともに現れた。男の年齢は45~50歳。その女子大生は男を「自分の叔父でバンコク郊外にある工場のオーナー」と紹介した。ところが、このふたりのスキンシップが「姪と叔父」の関係から明らかに逸脱していたため、僕たちは次第に疑いを強めていった。

微笑みの国タイと厳しい現実

タイ沈没の悲劇を目の当たりにする

バンコクの野犬のなかでも特に始末に負えないのは、外国で生活していくために必要とされる最低限の能力すらない生後35年以上の日本産犬で、日本人としてのプライドに固執し、過去における愚行、現在における惨状、未来における不安を打ち消すために、実力の伴わない自尊心を無理矢理満たそうとするから本当にたちが悪い。

各種法令

タイにおける日本人現地採用者の待遇に関する実態調査

タイの日本人社会において、タイにある日系企業の現地法人で直接雇用されている日本人は「現地採用」と呼ばれており、日本の親会社から出向というカタチで赴任してきている「駐在員」とは区別されている。現地採用者は親会社の人事とは一切関わりがなく、タイ人と同じようにタイの現地法人の従業員としてタイの労働法もとで就業することになる。