微笑みの国タイと厳しい現実

微笑みの国タイと厳しい現実

タイ現採2020:タイ・バンコクで働く現地採用の収入と生活費・教育費・保険料等の支出について説明します(2020年版)

2005年1月のある日、僕たちヂュラーロンゴーン大学の修士課程に在学している日本人留学生の2人組は、タイ人の友人たちが大学や仕事が終わってから合流するまでのあいだ、いつもより少ない人数でスィーロム通りにある行きつけの珈琲...

タイ人の所得

タイ農村部の高校を卒業して上京を夢見る18歳少女の悲観的な将来

マミアオちゃんは、今春ケーラーングナコーン中等学校を卒業したばかりの18歳で、農地と水牛だらけの山間部から上京し、グローバル化が著しいバンコクで自立した生活を営むことを夢見ている。ところが、バンコクで「健康で文化的な最低限度の生活」を送るためには最低でも毎月5,500バーツは必要であり、正規労働者でも6,500バーツしかもらえないようなタイ人の高卒労働者が、ここで近代的な生活を手に入れようなんて夢のまた夢の話だ。

バンコクとその近郊

タイの日本人社会について久々に考えてみる(日本帰国 その14)

タイ関連の病的なウェブサイトの例として、なにか適当なブログから引用して紹介できれば安直だし分かりやすくて良いのだが、他人のブログを勝手に転載して無用な敵を作るのは憚られるし、ちょうど友人たちのあいだで「裏バンコク留学生日記」の構想も持ち上がっていたところなので、今回はここまでの日記の内容をすべて典型的な「病的調」に書き直すカタチで紹介してみようと思う。

微笑みの国タイと厳しい現実

タイ在留日本人隔離施設留保法は法制化せず行動によって実現させよう

午後11時半、スクンウィット22街路の Mambo Cabaret Show の裏手にある日本風居酒屋「よしのやま」(元うなぎのあさみ)で、バンコクに住んでいる友人の日本人から、すぐに店から出るように強く勧められた。約2年間にわたる日本生活の影響で嗅覚がすっかり衰えていたため、この店のどのあたりが「雰囲気悪い」のかサッパリ分からなかったが、とりあえずスクンウィット23街路にある日本人向けパブの Outer Room へ移動した。

ナイトライフ

タイ人娼婦の誘惑に決して惑わされてはいけない

午後11時半、夜の繁華街ソーイ・カウボーイにあるゴーゴーバー Rawhide で友人の日本人男性とビールを飲みながら、これまでさまざまな日本人によって語られてきた「タイ」の真偽について意見を戦わせていたところ、ひとりの娼婦が声をかけてきた。カウンターの上に置いたビール瓶から目を離して顔を上げてみると、赤く薄暗い照明を全身に浴びている全裸の娼婦がステンレス製のスタティックポールに手をかけて、屈託のない笑顔を振りまきながら身体を左右に揺らしていた。

微笑みの国タイと厳しい現実

タイで旅行者が娼婦以外の一般人女性と出会える機会はほとんどない

「タイの大学に通っていない僕のようなごくごく一般的な日本人にとって、タイ人の女の子と知り合いになれる機会なんて、せいぜい夜の歓楽街へ行かないとないんですよ。日頃からブログでケイイチさんが『娼婦』と呼んでバカにしている売春婦たちのほかに、そもそもの選択肢がないんです」

微笑みの国タイと厳しい現実

普通のタイ人女性が見た日本におけるタイ人社会の実態について 本編

午後4時50分、トーングロー15街路の日本食コンプレックス J-Avenue の2階にある日本料理店の「大戸屋」で、日本に滞在していたときの体験をまとめて本を出版したタイ人の女性執筆者は、日本国内のタイ人社会に対して溜まりに溜まっていた鬱憤を一気にぶちまけた。

微笑みの国タイと厳しい現実

最近ブームになっている日本人男性のタイ移住と同居娼婦と住環境

近年、バンコクへ引っ越してくる日本人が急増している。タイの観光庁が日本国内において、タイで悠々自適な生活をしている日本人の老人を特集したテレビ番組のスポンサーになったり、タイの料理や文化を集めたイベントを企画したりといった、タイのイメージ向上を図る広報活動を積極的におこなってきた結果、1991年から2002年にかけての「失われた10年」と呼ばれている平成不況期に形成された日本人の下流層が、起死回生を図るため、大挙してタイへ押し寄せてきているのだ。

ナイトライフ

ヒップホップのイーサーン方言リミックス

「ステージで踊っている白い服の貴女! フロアのオトコたちはみんな貴女に釘付けですよ! 着ているシャツを今すぐ脱いで、みんなにセクシーなブラを見せてあげてください!! おお―――っと! フロア中央のテーブルのうえにピンク色の服を着ている美しい女性が立ち上がりましたぁぁぁ!! さあ、貴女も早くブラを披露して、ステージで踊っている黒色のブラに対抗してください!」

タイ人の所得

リタイア後のタイ移住はオススメできない

日本で放送されている「リタイア後の海外移住」をテーマにしているようなテレビ番組では、若くて美しいタイ人女性といっしょに田舎で幸せな老後を送っている人々の姿が、微笑ましいのエピソードとしていくつも紹介されているが、いつ、その女性との契約期間が満了して、独りぼっちにさせられてしまうかなんて、本当に分かったもんじゃない。

微笑みの国タイと厳しい現実

現地採用として働くにあたっての重要な心構えについて

バンコクの日本人社会は、所得格差という深刻な社会問題を抱えている。しかも、年功序列型の賃金体系もないから、歳をとればとるほど個人のプライドが歪んだかたちで表現されるようになる。特にタイに甘い幻想を抱いて移住してきてしまった日本人は、本当にひどい目に遭っている。

カンボジア

ポーイペート移住のススメ

麻薬や性風俗だけを生き甲斐にしていたり、客が入らない風俗店を営んでいるようなバンコク在住の不良日本人たちは、みんなポーイペートに移住してしまえばいいんだ。ポーイペートには不良貧困日本人たちが必要としているものすべてが揃っている。しかも、カンボジアには都市部の中間層がないから、中間層の現地人を「ハイソ」と呼んで卑屈にならなくても、日本人として振る舞い、自由気ままな生活を送ることだってできる。