バンコク生活

医療

病院は最後の手段

午後10時5分、スーンウィヂャイ1街路にあるグルングテープ病院で、友人が診療報酬明細書を見て言った。内訳は、▽診察料400バーツ、▽看護婦料150バーツ、▽処方薬代金2,570バーツの合計3,120バーツだった。海外旅行傷害保険のキャッシュレス・メディカルサービスを利用した。処方薬の代金はおおむね市価の5倍ぐらいだったが、診察料はスクンウィット3街路にあるバムルングラート病院の3分の1程度と良心的だった。

ナイトライフ

サブカル的浦島太郎になる

午後8時20分、アソークモントリー通り(スクンウィット21街路)にある日本語カラオケ屋 Big Echo に20分遅れで到着して、部屋へ入ると、タイ人が僕の知らない日本語曲を歌っていた。画面には GLAY でボーカルをしている TERU の顔が映っていた。髪を短く切ったら急にオヤジっぽくなったな・・・・・・と思いながら眺めていたところ、いっしょにいた友人の日本人女性がそう教えてくれた。

ナイトライフ

ヒップホップのイーサーン方言リミックス

「ステージで踊っている白い服の貴女! フロアのオトコたちはみんな貴女に釘付けですよ! 着ているシャツを今すぐ脱いで、みんなにセクシーなブラを見せてあげてください!! おお―――っと! フロア中央のテーブルのうえにピンク色の服を着ている美しい女性が立ち上がりましたぁぁぁ!! さあ、貴女も早くブラを披露して、ステージで踊っている黒色のブラに対抗してください!」

タイ人の所得

バンコク郊外にある中間層向けの分譲住宅地

バブル景気の追い風に乗って、バンコク首都圏ではコンドミニアムや都市型ムーバーンの開発ラッシュが続いている。このムーバーンは、アソーク交差点から北北東に25キロも離れているパトゥムターニー県クローングスィーにある。すでに全戸が売約済となっているが、まだ半数以上が未完成のままで、仕事を終えて家路へ急ぐ建設作業員たちがムーバーンの入口へ向かって歩いていた。

ナイトライフ

インディーズ系(?)パブ「グラチュート」

パブ「グラチュート」は昨年の2月にオープンし、若者たちのあいだで人気のインディーズ系に強いという。全400席で最大900人まで収容できる。300台収容の駐車場はバンコク都内のパブでは屈指の規模だが、雰囲気と客層を店を選ぶ友人たちはすぐに落第点を下した。全然インディーズ系じゃなかったし、若者もいなかった。マスコミの店舗紹介なんて、いつもウソばっかりだ。結局まんまと騙された。

ナイトライフ

パブ「ヤオワラート」

パブ「ヤオワラート」は、ひときわ独特なオーラを放っていた。店内の至る所に中国語の看板が掲げられており、ステージの左右にも中国語の赤い掛け軸がある。バンコクのパブといえば普通、最先端の西洋文化を象徴するかのような作りをしているが、これではまるで植民地時代の上海租界地のようだ。入口の近くには、複数ある飲茶をその場で選んで購入できる売店もあった。

バンコク生活

ハイソな日本料理屋「大戸屋」

日本全国に165の店舗を展開している定食屋「大戸屋」はいま、ここバンコクで「ハイソっぽい日本料理屋」として脚光を浴びている。そもそもの火付け役は、トーングロー15街路にあるオシャレなショッピングモール J-Avenue に出入りしている本物志向の比較的裕福なバンコク人たちだったが、口コミで「 Fuji や Zen 並の価格で本格的な日本料理が楽しめるオシャレスポット」としての評判が口コミでバンコク人たちのあいだに広がり、ついに高架電車サヤーム駅の前にバンコク2号店を出店した。