漢の飲み会

正午前、パッタヤーのヂョームティアン9街路にあるゲストハウス Rich Man Poor Man Guest House をチェックアウトしてから、ヂョームティアン海岸へ行って、タイ人女性5人組と海を眺めながら昼食をとった。値段はそれほど高くなかったが、味のほうは全然イケていなかった。海の家(?)にあるトイレには、トイレットペーパーや手動ウォッシュレットがなく、水瓶と手桶しかなかったため、素手を使って便を洗い流すココロの準備を整えるまでにしばらく時間がかかった(こんな経験は過去に5回もない)。午後2時にパッタヤーを出発し、午後5時に地下鉄ヂャトゥヂャック公園駅に附属している駐車場で解散した。午後9時半、高架電車オーンヌット駅の前で別の友人たちと合流し、タクシーに乗ってスクンウィット通りを南東へ向かった。

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「これまで何人かの日本人女性とヤッてきたが、どうしてヤツらのケツには毛が生えているんだ? タイ人は、男女を問わず、ケツに毛なんか生えていないぞ!? だけど、日本人女性の性器はタイ人よりも下のほうに付いていて、後背位でやっても痛がらないから大変よろしい」

―― ケツ毛の有無なんて、どうやったら分かるんだよ?

「そりゃあもう、身体の隅々までじっくり拝ませてもらったからよォ」

―― ふつう、そこまで確認するかァ?

午前零時、サムットプラーガーン県ムアング郡のテーパーラック6丁目にある友人宅(現在80万バーツで売り出し中)で、日系企業で働いている輸送用機器の技術者、人事担当者、国鉄職員の3人とタイ産のブランデー Regency を飲んだ。タイ人の男性たちがが集団で酒を飲むと、たいてい性交渉や売春婦ネタなどの猥談で盛り上がる。ほかにも、自分がエイズに感染していることを知った女子高校生が昨年、学校内で、しかもコンドーム代のたった32バーツしか取らずに売春行為をおこなった結果、一部の教職員とその学年の生徒の大半が二次感染したという恐ろしい事件が話題にのぼった。なんでも、その女子高校生はエイズの感染者仲間を増やすために、コンドームに穴を開けてサービスを提供していたという。

午前2時、人事担当者が泥酔し、国鉄職員がカラオケ屋にいる別の友人たちと合流するというので、お開きになった。

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ケイイチ
バンコク留学生日記の筆者。タイ国立チュラロンコーン大学文学部のタイ語集中講座、インテンシブタイ・プログラムを修了(2003年)。同大学の大学院で東南アジア学を専攻。文学修士(2006年)。現在は機械メーカーで労働組合の執行委員長を務めるかたわら、海外拠点向けの輸出貿易を担当。