2008年8月1日(金)

午後8時10分、地下鉄

ところが、パブ Differ Pub はすでに満席で、しかも雨が降っているにもかかわらず客が店の外にまで溢れ出ていたため、
20歳になったばかりの友人は、まだ酒が飲めないそうで、ペプシが入っているグラスを両手で持ち上げ、ストローでチューチューと吸っていた。しかも、ジャンパースカートなんか穿いてきてるし。これじゃ、まるで酔っ払いの大人たちのただ中に取り残された中学生のようだ。

午後8時10分、地下鉄

ところが、パブ Differ Pub はすでに満席で、しかも雨が降っているにもかかわらず客が店の外にまで溢れ出ていたため、
20歳になったばかりの友人は、まだ酒が飲めないそうで、ペプシが入っているグラスを両手で持ち上げ、ストローでチューチューと吸っていた。しかも、ジャンパースカートなんか穿いてきてるし。これじゃ、まるで酔っ払いの大人たちのただ中に取り残された中学生のようだ。

「これまで何人かの日本人女性とヤッてきたが、どうしてヤツらのケツには毛が生えてるんだ? タイ人は、男女を問わず、ケツに毛なんか生えてないぞ!? だけど、日本人女性の性器はタイ人より下に付いていて、後背位でやっても痛がらないから大変よろしい」
―― ケツ毛の有無なんて、どうやったら分かるんだよ?
「そりゃあもう、身体の隅々までじっくり拝ませてもらったからよォ」
―― ふつう、そこまで確認するかァ?
午前零時、
午前2時、人事担当者が泥酔し、国鉄職員がカラオケにいる友人たちと合流するというので、お開きになった。
「とにかく、雰囲気悪いから外に出よう」
午後11時半、
タイ在住の日本人は、一般に「日本人」と総称されているが、それぞれ社会的地位、経済力、教育水準、価値観、生活スタイル、経歴、交友関係など、どれをとってもかなりの隔たりがある。自分と同じ日本語を話しているため、うっかり相手にも日本人としての常識を期待してしまいがちになるが、バンコクには本国では考えられないような価値観を持っているおかしな日本人も少なくないから注意が必要だ。
タイ在住の日本人については、いろいろな「部族」がいると考えれば理解が容易になる。そもそも、日本人とタイ人の価値観の違いなんかより、世間一般の日本人とそうじゃない一部の日本人との価値観の違いの方がはるかに大きい。そのあたりの事情については、各種タイ関連ウェブサイトまたは掲示板でも確認できる。
タイにはさまざまな「部族」の日本人が住んでおり、それぞれ異なる文化や価値観を持っている。しかし、それぞれの「部族」特有の文化や価値観は大変貴重なものであり尊重しなければならない(?)ため、互いに否定し合うではなく、それぞれ独自に発展させていく必要がある。
・・・・・・なんてアホことを考えてみたが、それをやってしまうと、今度はまともな日本人がバンコク市内に点在する日本料理店のほぼすべてに入店できなくなるという問題が生じるため却下。やはり、友人のように客層から店の雰囲気を瞬時に見分ける能力を身に付け、問題が起こる前に何らかの手を打っておくのがバンコクでは一番賢明かも。
ちなみに、バンコクで最もタチが悪いのは、(むろんタイ人ではなく)タイ在留期間が長く固定給を得ていない日本人男性。自己の評価と周囲からの評価、または理想とする自分の姿と実際の自分の姿とがあまりにもかけ離れすぎているため、常に苛立ち、キレそうになっている。だからといって、野良犬クラスの日本人をフルぼっこにして停職を食らったり、撃ち殺して牢屋にブチ込まれでもしたら本当に目も当てられない(犬を殺して殺人罪に問われるなんてバカバカしすぎて適わない)から、仮に何かあったとしても効果的な対処法がとれず、ただただ困惑するばかり。いずれにせよ、これらをちかくで見かけたら、ソッコウ会計、ソッコウ帰宅が鉄則だ。
あまり知られていないが、この程度のことは駐在員研修の基本中の基本。そんな初歩的なことすら忘れていた僕自身の自業自得と言ってしまえばそれまでのことだが・・・・・・。
タイ在留日本人隔離施設留保法は、法律に規定するのではなく、わたしたち日本人の努力によって実践されなければならない。
ここのところ十分な休養を取っておらず、重要な用事も明日に控えているため、一日中、部屋でだらだらと過ごした。ちなみに、

「カネのことは気にせず、思い存分楽しんでくれ。1日3,000バーツまでなら、経費処理で何とでもなるからさ」
午前零時、パホンヨーティン通りオートーゴー(農業市場公団)にあるパブ CHA-BAR で、友人たちと低品位スコッチウイスキー 100 PIPERS を飲んだ。これ以降の費用は国鉄下級職員(月給約6,000バーツ)の友人が国鉄経費ですべて支払ってくれるため、店の選択や酒の種類について贅沢は言えない。ちなみに、求職中の友人の父親(内務省上級職員, 月給約30,000バーツ)は1日7,000バーツまで使えるという。
このクラスのウイスキーを置いているパブはイケてないというのがセオリーだが、肺に吸い込んだ空気が振動するほどの重低音といい、客の盛り上がり方といい、なかなか良かった。いまだ田舎臭さが残っているものの、あのオートーゴーがここまでまともになっているとは意外だった。

ホステスに敬意を払ってください
タイ人社会では
「店は午前7時に閉店するから、それまでは店にいてね! おクスリ飲めば、どんなに疲れてたってバリバリよ」
この店の常連客でもある国鉄職員の友人は、「この日本人は
立地や雰囲気の面では間違いなく日本人向け店舗の方が優れている。しかし、サービスや人材の面ではタイ人低所得者向け店舗のほうがはるかにマシ(基本的に日本人向けサービス業に従事しているタイ人の勤労意欲は低い)。午後5時半、ヂャールムアング通りで友人たちと解散。ひとりタクシーで帰宅した。

正午前に起床。
ここのところ、暇をみつけては誰かと長電話ばかりしている(が、キャッチホン設定していないため、いろいろと支障が生じており困っている)。

今回の調査は、あくまでも
この2年5ヶ月で
ただし、バンコク留学生日記で再三触れているように、
その他詳細については、バンコク留学生日記の過去ログにあるとおり(検索可)。
午後8時10分、僕に付いた娼婦の容姿が直視に耐えなかったため、 Johnnie Walker Black Label のソーダ割(135バーツ)を1杯だけ飲んで帰宅した。

友人と別れてタクシーで帰宅する途中、おもむろにタイ語曲を熱唱したくなり、行き先を日本人向けカラオケスナックが密集するタニヤ通りへと変更。この界隈は日本でも知名度が高く、バンコクへ出張に来ている取引先とのあいだでもよく話題にのぼるため、いちおう情報だけは最新のものにしておきたい。
―― “
―― 「ラオス語できる人、手を挙げて!」
午前零時半、タイ人資本の日本人向けカラオケスナック
「もうタニヤっていう時代じゃないしねぇ。わたしも
つい最近まで
ちなみに、
ただし、バンコク留学生日記で再三触れているように、
その他詳細については、バンコク留学生日記の過去ログにあるとおり(検索可)。
午前4時半、高架電車 BTS
午前10時半、友人からロッブリー旅行に誘われたが、昨晩の酒がまだ抜けきっていなかったため辞退。午前11時45分、
午後4時から部屋の清掃が入るため、
帰宅後、スコータイ県サワンナローク郡在住の高専生(情報学専攻)に電話し、地方の通学事情について訊いた。大型
ちなみに、タイ大手通信会社
午前4時4分、ぐっすり眠っていたところにテレホンセックスのお誘いがあった。
「けさ外に出てビックリ。昨晩午前零時にはあったはずの弟のクルマが忽然と消えてたのよ。タイ国内で盗難車に乗るのはリスクが高すぎるから、きっとカンボジアの中古車屋に並ぶか、バラされて補修用中古部品として売られるんでしょうね。ちょっとあまりにも可哀想だから、少しおカネを恵んであげようかしら」
午後7時、スクンウィット39にあるイタリア料理店
イタリア料理店

今回レセプションの係員に見せてもらったのは、
しかし、エレベーターがないため、最上階の7階に到着するころには、間違いなく汗だくになっている。それに、日系企業のタイ現地法人の中には、ここに住んでいる日本語話者の質を疑問視する声も少なくなく、ここに住んでいるというだけで不採用になるケースも珍しくない(採用後に転居を促されるケースもある)。しかも、「もはや失うものは何もない」という状況まで困窮している下流日本語話者が多数入居しているため、アパート内で日本語話者たちとのトラブルに巻き込まれた場合、どんな目に遭うのか皆目見当が付かないなど、不安要素は枚挙にいとまがない。
「危険人物には近づかない、関わらない、話しかけない」
これは、タイへ赴任するときに必ず教わるタイ在留日本人が心得ておくべき三つの原則(タイ在留者心得三原則)。
「当社と取引があるタイ現地法人経営者のあいだでは、タイ在留日本人はタイ人よりもタチが悪いとの評判がもっぱらであるため、当社もタイ在留日本人の採用は控えたい」
タイ在住の下流日本語話者たちは、「タイの日本人社会」において、もはや日本人の体をなしていないと見なされている。少し極端すぎるような気もするが、あるタイ現地法人社長による2008年2月度の本国向け報告書にはこのような記述もあった。タイにおける下流日本語話者によって構成される社会は基本的に、信用できる「タイの日本人社会」ではなく、危険な「タイの下流日本語話者による社会」との位置づけにある。
タイ在住の下流日本語話者たちは、深刻な貧困に直面している。バンコク在住タイ人世帯の全学歴平均月収(32,284 バーツ, タイ統計局2006年)すら維持できなくなっているケースも珍しくない。そのため、犯罪に手を染める危険性が高いだけでなく、日本人としてのプライドを維持していく過程で何らかの深刻な精神的疾患を患っており、本当にあぶない。今後まっとうな「タイの日本人社会」で生活していくのであれば、どうせ仕事や日常生活を通じて「タイの下流日本語話者による社会」と接触する機会などほとんどないから、いっそのこと完全無視を決め込んでしまった方が無難かも。
ちなみに、この心得を破って無茶をすると、サイアクの場合、命を落とすことにもなりかねないので注意したい。また、得体の知れない日本語話者に、自分の勤務先、住所、電話番号などの個人情報はゼッタイに教えてはならない。多少の図々しさがあれば名前を教えるのも避けたいところ。相手が危険人物かどうか分からない場合は、おもいきって家賃15,000バーツ未満の部屋に住んでいるタイ在住日本人をバッサリ切り捨ててしまうのもひとつの方法だ。
そんな危険なのがウヨウヨしているようなアパートに、なにも好きこのんで住む必要はない。
午後7時、高架電車 BTS

「きょうは女の子の数、少ないわねえ」
ホテル「
このとき、その場しのぎのため、いくつかの言葉を友人に教えた。
“
「電話番号、教えてよ」
“
「明日また来ます」
午後11時半、日本人向けのカラオケスナックが密集しているタニヤ通りへと移動。もともと日本人向けカラオケスナックに上質な
今晩はバンコクに滞在している友人の娯楽を最優先するため、無責任にも友人に
その他、各施設の詳細については、バンコク留学生日記の過去ログにあるとおり(検索可)。

午後6時52分、百貨店
午後7時15分、友人たちと合流して店の外に出ると、人々がロウソクを掲げ、王妃への忠誠を唱えていた。そこで、さきほどの出来事について話したところ、友人たちも驚いていた。カードとロウソクを拒否するのは、王妃に対する礼賛を拒否するのに等しい。きょうはタイの祝日「王妃誕生日」。同時に「母の日」でもあり、タイ国内ではさまざまな催し物が行われている。
午後7時50分、
「つい先日、 GTA の真似をした高校生が、タクシー運転手を殺してカネを奪ったばかりだけど、今度は小学4年生が――」
オンラインゲーム
「今度は小学4年生がゲームの真似事をして警察沙汰になったんだって。 GTA の事件と違って、新聞ではあまり大きく取り上げられなかったけど、警察が教室に到着した頃にはクラスの全員が自分の頭を抑えていたんだってさ」
オンラインゲームのサーバーを管理している友人によると、小学4年生がアクションゲーム「スーパーマリオブラザーズ」の主人公に倣って、いきなり教室の机の上からクラスメイトの頭上めがけてジャンプした事件が、現在オンラインゲームの参加者たちのあいだで話題になっているという。警察の調べに対して、母親は「この1週間キノコしか食べようとしない」と証言、学校長も「国旗や校旗につかまろうと掲揚台に登ろうとしていた」と語っており、必死になって亀を探す児童の姿も目撃されているという。ただし、これはゲーマーたちによる単なるジョークの可能性もある。
そんな話をしながら、午前4時まで友人宅で飲み続けた。そろそろ休肝日がほしい。

午後5時36分
“You don’t stay with me, that’s no problem!”
午後6時40分、
午後8時1分にチョンブリー県
バンコクから136キロ南南東にあるリゾート地「
これまでの

―― Up to you. どっちでもいいよ。もし行きたかったら、ついてくし。
午後9時半、外国人向けの歓楽街 Walking Street にある
「それにしても、彼女たちの究極の目的って何なんでしょうねぇ?」
―― 究極の目的? そりゃあ、定期的にカネを送ってくれるカモをゲットすることだよ。
「え? じゃあ、当面の目的は何だと思います?」
―― うーん。性的なサービスを外国人観光客に提供することで今晩の収入を確保し、将来的にカネを送ってくれそうなカモを
その後、
午前2時半、中央
タイ国内の現役
つまり、カネを定期的に送ってくれるカモさんたちは、いわば現役
タイ性風俗関連のライター(兼業)をしていた別の友人(日本人女性)から数日前に聞いた話によると、外国人向けの性風俗では、複数の日本在住日本人「客」から仕送りをもらっている
午前3時10分、
ちなみに、今晩の行動を共にした友人は、バンコク滞在中に世間一般のまともなタイ人と知り合ったという。もちろん
(今回の記事は、タイで
午後1時40分発の長距離バスで
午後10時、
今晩、バンコクにおけるメータータクシー代の自己記録を更新した。停車時間19分、走行距離70.3キロで、合計481バーツだった。これまでの自己記録は、2001年末の
午前1時半、
当初、バンコク都内のパブをハシゴして人気歌手のコンサート三昧の夜を楽しむ予定だったが、とんだカラオケ大会になってしまった。男娼に密着されるのはもうコリゴリだが、こんな異常な夜もタイ「旅行」らしくていいのかも。

午後6時すぎ、
「うへー、スゴいところに住んでるね! これぞまさに同性愛者の天国じゃないか!?」
午後7時15分、ピパット2にある現在滞在中のサービスアパートメント Silom Convent Garden まで送り届けてもらったところ、友人が思いっきり驚いていた。実は僕自身も入居2日目にピパット2ですれ違う男性同性愛者のあまりの多さを不審に思い、ついでサービスアパートメントのすぐ隣に男性同性愛者向けのサウナがあるのに気づいて唖然とした。しかも、サービスアパートメント前で8月6日、焼飯屋台の売り子から男性同性愛者向けサウナの客と間違えられている。
そもそもこのサービスアパートメントを選んだのは、
タイ赴任中の家庭崩壊は、これまで男性駐在員による性風俗通いが原因と言われてきたが、これからは駐在員配偶者の性風俗通いによって崩壊する家庭も出てくる可能性もある。この友人は、
コンドームは、ゴムやポリウレタンで作られた薄膜の避妊具で、正しく使用していれば(破損しないかぎり)確実に避妊できる。ごく希に性感染症も確実に回避できると信じている人もいるが、コンドームを使用することで低減できる HIV ヒト免疫不全ウイルス感染リスクは、たったの85%にすぎない(つまり15%の感染リスクがある, 世界保健機関2002年)。また、体液を介して感染する淋病やクラミジアなどは防げても、性器ヘルペス、梅毒、ヒトパピローマウイルスに対する予防効果は少ない。
カネとリスクを払えば(そして相手を選ばなければ)、なんだってできるのがタイランド。それだけに各人には強い自制心が求められる。自分の行いには、自分で責任を取らなければならない。普通の日本人ならカネくらい何とでもなるが、ビョーキになったらそれこそ手の打ちようがない。
午後10時半、
(今回の記事は、ごく基礎的な性教育の知識がないまま

午後12時半、タイ・カンボジア国境の
カジノ旅行の予定は、すでに2回も延期させられており、しかもそれ以外のことでもいろいろとウンザリさせられていたため、「もう来んな!」と言って電話を切ることも考えていた。しかし、たかだか二日酔いで罪人を裁くかような暴挙に出るのも大人げない。そう思って考え直したが、結局この大甘な判断のせいで終日たたられる羽目になった。
午後1時半、ピパット2通りにあるサービスアパートメント Silom Convent Garden に友人が到着(ここでも追い返そうと試みたが失敗)。ショッピングセンター Big-C
「つぎの午後4時発が本日のアランヤプラテート行き最終バスとなります。所要時間は約4時間を予定しています。カジノへ行くなら、アランヤプラテートで一泊していくといいでしょう」
午後3時10分、モーチットマイにある長距離バスターミナルの乗車券売場で、オンカラック経由アランヤプラテート行きのチケット(236バーツ)を2枚買った。係員によると、バスが
「カジノ直行バスがバンコクを出るのは早朝だから、これはムリね。あとはタクシーだけなんだけど・・・・・・これも6,000バーツはかかるかしら?」
ここでキレても仕方ない。それに、立て替え払いで日本から買ってきてあげたデジタルカメラ代金の5,000バーツがいまだ未回収のままになっている。ここは怒りをグッと抑えて、無言でバスに乗り込むしかない。
午後4時、1等乙長距離バスがモーチットマイを出発。終始無言のまま映画 Julasic Park 1と2を見て、午後8時20分に終点アランヤプラテートに到着した。国境はすでに閉鎖されている。やむなくタイ深南部のマレーシア国境で働いていた友人に電話をかけ、袖の下を渡して越境する方法について訊いたが、「こればかりは国境まで行って聞いてみないと分からない」と言われ、3輪タクシー「トゥクトゥク」(往復150バーツ)で国境へと向かった。

午後8時45分、国境のタイ側にあるローングルア市場の駐車場で、不法越境の方法について守衛に訊いたところ、かなり無謀そうなことが分かった。それに、復路も深夜越境(国境の橋の下を流れている小川を密かに横断)するとなれば、今度は日本帰国の便に間に合わなくなる。
「この国境は毎朝7時、陸軍国境警備隊司令部と財務省アランヤプラテート税関、双方の立ち会いのもとで開門される。小官が独断で開門させようにも、国境警備隊の鍵だけではどうにもならない。気の毒だが、アランヤプラテート中心部にあるホテルに一泊して、またあした出直してくんだな」
午後8時55分、国境ゲート約100メートル手前で自動小銃を肩にかけている国境警備兵に同様の質問をしたところ、華麗にスルーされた。
「すでに閉門された薄暗い国境ゲート前でポツンと立ちつくすのも、なかなかレアよね? こんな貴重な体験は、そうそうできるもんじゃないわよ」
―― ・・・・・・。
午後9時20分、アランヤプラテート中心部にあるホテル「アランマーメード」(朝食付き900バーツ)にチェックイン。無言のままテレビを見続けた。この友人とはもう話す気が起こらず、タバコのたびにホテルの外に出て別の友人たちと長電話をした。
こんなことなら部屋に籠もって長電話をしていたほうがよほど良かった!! このほかにも、すでに手配が済んでいた第2案どおりに別の友人と出発するか、思い切って第3案のスコータイ遠征に変更するという方法も選べたはず。ぜんぶ、優柔不断な判断をした自分自身のせいだ。

午前9時半、タイ国道33号線沿いにあるカンボジア王国


約10分後、国境を隔てる橋を渡って、カンボジア王国バンテイメンチェイ州にある国境の街「
「ここの客は、みんなタイ人の年寄りばかりでしょう? みんな朝早くにバンコクを出発して、こうやってプレイしているのよ。どうせ深夜にカジノを渡り歩いても、年寄りの夜は早いから誰もいなくてツマラナイ思いをするに決まってるじゃない。日に焼けるのはイヤだけど、やっぱりカジノは週末の昼に限るわ!」
昨晩すでに致命的なダメージを食らっている今回のカジノ旅行の満足度を少しでもあげようと、友人はそう力説していた。しかし、太陽が高いうちから酒を飲む気分になんかなれないし、酒抜きでプレイするカジノなんて中国人観光客のガチンコ勝負みたいで好きになれない。でも友人の言うとおり、週末の日中にタイ人カジノ客が多いのだけは間違いない。今回の戦績はつぎのとおり。
Star Vegas International Resort & Casino -1,000 Tropicana Resort & Casino +1,000 |
午後2時すぎにタイ側ローングルア市場の駐車場へと戻り、カジノホテル Star Vegas International Resort & Casino が委託し、チャイヤユットツアーが運行している午後3時発のバス(往路200バーツ, 復路100バーツ)でバンコクへと向かった。午後6時すぎ、スコールに見舞われて冠水しているバンコク・
シャワーを浴びてスッキリしてから、高架電車 BTS

翌18日午前1時の閉店後、すぐタクシーに乗って、午前5時35分まで別の友人と長電話した。午前6時20分、サービスアパートメント Silom Convent Garden をチェックアウトし、バンコク・スワンナプーム空港の出発ロビーに腰を下ろした。
「いま空港にいるんでしょう? 昨晩、何度も電話したのに!!」
――
そんな、周囲から見たらマヌケ以外の何物でもないやりとりを何回か繰り返しているうちに、全日本空輸916便成田行きの搭乗手続が始まった。
今回のバンコク滞在は、単なる旅行だったとはいえ、準備があまりにも杜撰すぎた。前半で飛ばしすぎたせいか、のこり10日間にして消化試合のようになってしまっている。こんなんじゃ全然ダメだ。質・量ともに、まったくもってイケてない。次回出張時までに、バンコクにおける生活インフラの再構築を図り、各々の優先順位についても全て再検討しておきたい。
(2008年9月2日追記: 8月21日付けで転職先の海外事業部門に配属され、現在は日本本社からタイ法人の後方支援をする業務に専従しております。今回の転職により待遇が向上したため、この機にひとり暮らしをはじめてみました。ご愛読ありがとうございました。)