普通のタイ人女性が見た日本におけるタイ人社会の実態について 予備編

「東京にあるタイ人コミュニティーの実態は本当にヒドい。先日、雑居ビルの2階に入っているタイ料理の食材が売っている店へ行ったところ、階段の両側に、タイ語で書いてあるいかがわしい求人の広告がビッシリと張り出されていた。うちのナイス(仮名)は、もう二度と行きたくないと話していたが、それではタイ料理が日本で作れなくなってしまう」

午後10時20分、ボーロムラーチャチョンナニー通りにあるビアホールのポーグングパオへ友人の日本人男女3人と出かけ、タイの人気バンド Bodyslam のライブが始まるのを待っていたところ、つい先日まで東京の近郊でまともなタイ人の配偶者と一緒に住んでいた友人の日本人男性が、日本国内におけるタイ人社会の惨状について、なかば不満をぶちまけるように話していた。

タイ人の女性にハマった日本人男性のほぼ全員が、世間一般のまともなタイ人には目もくれず、なぜか対象をタイ人女性のなかでも特にダメな娼婦だけに絞って、そのゴミ溜めのゴミのなかから女性を選んで結婚し、日本へ連れてきてしまっているのだから仕方ない。

このような嘆かわしい風潮による最大の犠牲者は、僕などではなく、日本で娼婦と同一視されてしまう世間一般のまともなタイ人の女性たちや、まともなタイ人の女性と結婚をした日本人の男性たちにほかならない。

その国における外国人の風評は、そこに滞在している外国人たちの文化や風習、生活水準や国籍別の犯罪率などによって判断されている。あくまでも仮定の話だが、もし「日本人コールガール大募集!」というチラシが某国で溢れかえっていたとしたら、日本人女性の大多数は売春が目的で自分たちの国に滞在していると、その某国の人々から思われるだろう。

スクンウィット通り沿いにある日本料理屋には、日本人向け風俗情報誌の広告がデカデかと貼り出されている。これを見たタイ人は、いったい何を思っているのだろうか。自分が属している、バンコクにおける「日本人社会」のスタンダードが性風俗通いにあると思うと、本当に情けなくなってくる。

日本国内に住んでいるまともなタイ人が、自分たちの社会における奇妙なスタンダードを知って、何を思い、どのように感じているのか。日本へ本帰国する前に、当事者から直接お話を伺って、この16ヶ月間にわたり連載してきたシリーズ「微笑みの国タイランドと厳しい現実」の締め括りとしたい。

普通のタイ人女性が見た日本におけるタイ人社会の実態について 本編

2006.03.06

昼すぎ、高架電車ヂャトゥヂャック駅ちかくの Sun Tower にある、タイにおける Sony Ericsson の総代理店となっている Loxley へ行って、初期不良のため交換に出していたメモリーカードを受け取った。その後、東南アジア競技大会選手通りに住んでいる友人の日本人男性を迎えに行き、これからタイで生活するにあたってクルマが必要になると言うのでディーラー巡りに付き合ってから、ペッブリー通りに住んでいる友人の日本人女性を迎えに行って、ボーロムラーチャチョンナニー通りにあるビアホールのポーグングパオでさらほかの友人たちと合流し、 Bodyslam のライブを見ながら酒を飲んだ。

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  • 目黒警部

    今晩は目黒です。
    もう少しで卒業ですね、留学生日記も、そろそろ終わりかと思うと、名残惜しいです。
    現実的(真実)な視点でバンコク(タイ社会)をとらえている、H・Pですので・・・

    日本のタイ人社会についての在日タイ人の想いですか~
    思うに、タイでのタイ人同様に冷静に受け止めているかと思います。

    タイ政府関係者、タイ企業の民間人、留学生そして日本で商売をしている、タイ料理店にタイスナックにマッサージ店そして闇ルートでやってきた不法滞在者(女性)と様々な人達がいますが、それぞれの想いはバンコク同様かと思います。

    懸念されている、タイ人娼婦は日本には、昔とは違いそう来ないかと思います。
    日本に来ても、今では採算があわないでしょうから。

  • 目黒警部

    今晩は目黒です。
    もう少しで卒業ですね、留学生日記も、そろそろ終わりかと思うと、名残惜しいです。
    現実的(真実)な視点でバンコク(タイ社会)をとらえている、H・Pですので・・・

    日本のタイ人社会についての在日タイ人の想いですか~
    思うに、タイでのタイ人同様に冷静に受け止めているかと思います。

    タイ政府関係者、タイ企業の民間人、留学生そして日本で商売をしている、タイ料理店にタイスナックにマッサージ店そして闇ルートでやってきた不法滞在者(女性)と様々な人達がいますが、それぞれの想いはバンコク同様かと思います。

    懸念されている、タイ人娼婦は日本には、昔とは違いそう来ないかと思います。
    日本に来ても、今では採算があわないでしょうから。

  • はじめまして。うるとらの音さんからこちらを紹介していただき、初めてお邪魔させてもらいました。

    私は今年の1月末から主人の転勤に伴い、タイへ引っ越して参りました。
    そして先月半ばからブログを始めています。私の目に映るタイを日本の友人や家族に
    紹介する内容です。まだタイへ来て日が浅いのとタイ語は全く分からないので
    日記の内容に誤りがあるかも知れませんが、自分なりに解釈して書いています。

    実はうるとらの音さんのブログでタイ国歌の和訳を読み、私のブログでも
    紹介させてもらいたくて、お伺いにやって参りました。もし使わせてもらえるなら、
    記事をブログに載せる前に一度ケイイチさんに見てもらって、許可をもらってから載せる、
    という方法でよろしいでしょうか?

    本来はメールでご連絡すべき内容ですが、メールの宛先が分からなかったので
    コメント欄にて連絡させてもらいました。すみません。
    お手数ですが、お返事をお願いします。

  • はじめまして。うるとらの音さんからこちらを紹介していただき、初めてお邪魔させてもらいました。

    私は今年の1月末から主人の転勤に伴い、タイへ引っ越して参りました。
    そして先月半ばからブログを始めています。私の目に映るタイを日本の友人や家族に
    紹介する内容です。まだタイへ来て日が浅いのとタイ語は全く分からないので
    日記の内容に誤りがあるかも知れませんが、自分なりに解釈して書いています。

    実はうるとらの音さんのブログでタイ国歌の和訳を読み、私のブログでも
    紹介させてもらいたくて、お伺いにやって参りました。もし使わせてもらえるなら、
    記事をブログに載せる前に一度ケイイチさんに見てもらって、許可をもらってから載せる、
    という方法でよろしいでしょうか?

    本来はメールでご連絡すべき内容ですが、メールの宛先が分からなかったので
    コメント欄にて連絡させてもらいました。すみません。
    お手数ですが、お返事をお願いします。

  • > 目黒さん

    こんばんは。僕のバンコク滞在も残り数日となりました。日記という性質上、日本に帰ってからも書き続けるというわけにはいきませんが、また機会がありましたら、ぜひとも日記を再開させたいと考えています。ただ、フツウの日本での暮らしを書いても面白くないでしょうから、やはり続きはバンコク駐在後になるかもしれません。

    日本国内のタイ人社会、結構興味深いですよね。聞いた話によりますと、いまは日本に出稼ぎにやってくる娼婦よりも、むしろ日本人がタイで捕まえてきた娼婦の流入が問題になっているそうです。この件について、友人の奥さんから「どのようにすれば、日本でヘボい系のタイ人を無視して、まともなタイ人との交友関係を広げられるか」ということについてもアドバイスをもらいました。このあたりは、このシリーズの本編で扱おうと考えております。

    > ゆうさん

    はじめまして。バンコク留学生日記へようこそ。このタイ国歌の日本語訳って、実は僕がタイ語を勉強して間もない頃に書いたものなので、いろいろとオカシイ部分があると思います。それでも他の日本語訳よりは幾分マシなのかもしれませんが、ちょっと自信を持って世に送り出せるレベルにはないような気がしています。

    もし、これをゆうさんのブログに載せていただけるのでしたら、記事中に引用元のウェブサイトを必ず明記してください。そして、お手数をおかけしますが、僕がタイ国歌日本語訳の新バージョンを作った際には、是非とも新しいものに差し替えていただけると幸いです。やっぱり、ヘボいヴァージョンは一刻も早く消し去りたいので。。是非ともご協力いただければ嬉しいです。

    よろしくお願いします。

  • > 目黒さん

    こんばんは。僕のバンコク滞在も残り数日となりました。日記という性質上、日本に帰ってからも書き続けるというわけにはいきませんが、また機会がありましたら、ぜひとも日記を再開させたいと考えています。ただ、フツウの日本での暮らしを書いても面白くないでしょうから、やはり続きはバンコク駐在後になるかもしれません。

    日本国内のタイ人社会、結構興味深いですよね。聞いた話によりますと、いまは日本に出稼ぎにやってくる娼婦よりも、むしろ日本人がタイで捕まえてきた娼婦の流入が問題になっているそうです。この件について、友人の奥さんから「どのようにすれば、日本でヘボい系のタイ人を無視して、まともなタイ人との交友関係を広げられるか」ということについてもアドバイスをもらいました。このあたりは、このシリーズの本編で扱おうと考えております。

    > ゆうさん

    はじめまして。バンコク留学生日記へようこそ。このタイ国歌の日本語訳って、実は僕がタイ語を勉強して間もない頃に書いたものなので、いろいろとオカシイ部分があると思います。それでも他の日本語訳よりは幾分マシなのかもしれませんが、ちょっと自信を持って世に送り出せるレベルにはないような気がしています。

    もし、これをゆうさんのブログに載せていただけるのでしたら、記事中に引用元のウェブサイトを必ず明記してください。そして、お手数をおかけしますが、僕がタイ国歌日本語訳の新バージョンを作った際には、是非とも新しいものに差し替えていただけると幸いです。やっぱり、ヘボいヴァージョンは一刻も早く消し去りたいので。。是非ともご協力いただければ嬉しいです。

    よろしくお願いします。

  • 快く承諾して下さり、感謝します。
    私のブログはごく普通の主婦の書いている物なので、その様なところへ
    あなたの和訳を載させてもらうのは失礼かと思いましたが、日本の家族や友人に
    少しでもタイのことを知ってもらいたいと思いまして…

    実は私の住んでいるアパートの向かいが小学校で、毎朝校庭で全校朝礼が行われ、
    最後に国歌を演奏しながら国旗掲揚する様子を見ていて、ずっと国歌のことに
    興味があったのです。

    では、ケイイチさんの言われるように、掲載元の、こちらのブログのアドレスを
    添えて紹介させてもらいます。そして新しい訳が出来ましたら、そちらと
    差し替えさせてもらいますので、ご連絡お待ちしています。
    どうもありがとうございました。

  • 快く承諾して下さり、感謝します。
    私のブログはごく普通の主婦の書いている物なので、その様なところへ
    あなたの和訳を載させてもらうのは失礼かと思いましたが、日本の家族や友人に
    少しでもタイのことを知ってもらいたいと思いまして…

    実は私の住んでいるアパートの向かいが小学校で、毎朝校庭で全校朝礼が行われ、
    最後に国歌を演奏しながら国旗掲揚する様子を見ていて、ずっと国歌のことに
    興味があったのです。

    では、ケイイチさんの言われるように、掲載元の、こちらのブログのアドレスを
    添えて紹介させてもらいます。そして新しい訳が出来ましたら、そちらと
    差し替えさせてもらいますので、ご連絡お待ちしています。
    どうもありがとうございました。

ABOUTこの記事をかいた人

バンコク留学生日記の筆者。タイ国立チュラロンコーン大学文学部のタイ語集中講座、インテンシブタイ・プログラムを修了(2003年)。同大学の大学院で東南アジア学を専攻。文学修士(2006年)。現在は機械メーカーで労働組合の執行委員長を務めるかたわら、海外拠点向けの輸出貿易を担当。