究極の中華まん

20060113@2x

「ひとつ12バーツだよ!」

午後8時半、バンコクの中華街、ヤオワラート通りにある中華料理店「和成豊魚翅」へ行って友人と夕食をとったが、飲茶の品揃えが期待していたより少なかった。食後に店を出て、物足りなさを感じながら通りを歩いていたところ、一軒の中華まん屋台に目が留まった。

一目で華人ではないと分かる色黒の中年男性に代金を支払って、ホクホクの中華まんを受け取った。さっそく、裏に貼られていた紙をペリっと剥がして、ハムっとひとくちくわえてみる。

う――ま――い――!!

日本だったら400円出しても買えないような極上の中華まんを、たった12バーツ(約35円)で味わえるとは本当にスゴすぎる!! さすがは中華街のヤオワラート。生半可な味では、この街で生き残れないというウワサはウソじゃないかも!

日本のセブンイレブンでは絶対に売ってない極上の「究極の肉まん」をくわえながら、ヂャルーングルング通りを友人と歩き、途中でタクシーに乗ってスィーロム通りにある珈琲屋へ向かった。

昼すぎ、スィーロム通りにある珈琲屋で、内定先の会社から新入社員研修会の前に読んでおくように言われている資料に目を通した。中華街ヤオワラートで夕食をとってから、ふたたび珈琲屋へ戻って作業の続きをした。せっかくの金曜日の夜なのに、一日のすべてを珈琲屋で過ごしてしまった。こんなことなら、エーガマイ通りパブ「ナングレン」へ友人と行っておけば良かった。

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2001年に金融機関の社内SEを辞めてタイへ渡り、タイ国立ヂュラーロンゴーン大学文学部が開講している外国人のための集中タイ語講座、インテンシブタイ・プログラムを修了しました。その後、アメリカ・ロサンゼルスにおける語学留学を経て、2006年にヂュラーロンゴーン大学大学院の東南アジア研究科修士課程を修了。以来、機械部品商社の海外営業、生産設備商社の海外営業を経験し、現在は機械メーカーの国内営業部門で海外現法向けの部品輸出を担当しています。