2005年11月

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バンコク留学生日記が抱えている問題について

個人の日記とは、本来、他人の動向が赤裸々に描かれているところが面白い。だが、シリーズ「微笑みの国タイランドと厳しい現実」で、タイに誇大な妄想を抱いているタイフリークたち独自のタイ文化を徹底的に否定したことによって注目を浴び、読者の数が飛躍的に増加したこともあって、他人に気兼ねせず好き勝手なことを書くのが難しくなっている。

バンコク生活

多国籍料理店 KOI Restaurant でビジネスディナー

店内には、赤と黒を基調としたソファーが並び、テーブルには数々の不思議な日本料理が乗っていた。この店の系列店は米国ロサンゼルスとニューヨークにもあるが、ロサンゼルス留学時代にタイ人の友人たちとイヤというほど通いつめたあの怪しげな Sushi Bar とは違って、美味しかった。特に、牛肉がやわらかかったのは印象的だった。

レーシック

パブ 「ティットロム」

夜、テートサバーンソンクロ通りにあるパブ「ティットロム」へ行って友人と夕食をとった。屋外には60席ほどあり、各席にはリクライニングチェアと布製のパラソルが置かれていた。テーブルに敷かれている赤いクロスとアルコールランプが放つ黄色い光が、いまどきの流行でもあるハイソでオシャレなパブの雰囲気を見事に演出している。ただ、足元にある蚊取り線香が少し気になった。

バンコク生活

視力矯正手術 レーシック その3 手術

午後1時20分(手術開始10分前)、女性看護師の案内で手術室の隣にある待機室へ移動して、頭にシャワーキャップのような紙製の帽子をかぶり、緑色の手術服を着るように指示を受けた。手と顔を洗ってから革張りのリクライニングチェアに腰を下ろすと、数種類の目薬を何度か点眼された。なかには麻酔薬も含まれているという。

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視力矯正手術 レーシック その2 手術前検査

午後1時、アソークモントリー通り(スクンウィット21街路)にあるラッタニン眼科病院ラッタニン・ギンベル視力矯正センターの診察室で、眼科医は、マニュアルにある患者への意思確認を怠らなかった。患者自身の意思による医療行為を基本とするインフォームドコンセントは、タイでもそれなりに定着している。

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オンナの価値

深夜、ペットガセーム通りにある家賃1,500バーツのワンルームサイズの薄暗い部屋には、アパートに標準装備されているクイーンサイズのベッドのほか、学部生用の制服がかかっている洋服ダンス、私立大学の赤い学章バッジが無造作に置かれている化粧台、画面が大きく湾曲している安物のブラウン管テレビ、クマの人形や大量の音楽 CD ジャケットがあった。友人は黄緑色の枕を抱え込んで俯いた。

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コクられるためには、コクらなければいけない

何の前触れもなく唐突に襲い掛かってくるこのフレーズに、バンコクで健全な生活を送っている普通の日本人男性なら誰しも一度は頭を悩まされたことがあるだろう。少女マンガの「わたしのこと好き? → わたしも好きよ」のパターンを想定して発せられた質問と言ってしまえばそれまでの話だが、その背景には、実はもう少しだけ複雑なタイ人固有の価値観と、タイ人女性独特の恋愛に関するポリシーがある。