バンコク国際 ICT 博とタイ人向け大部屋カラオケ

「あまり目新しいものはなかったけれど、屋外に設置するタイプの無線 LAN 中継装置と PCT のパケット通信技術は興味深かったかも」

午後、ミャンマー研究の講義を欠席して、ノンタブリー県ムアングトーングターニーにある IMPACT Exhibition and Convention Center へ友人と出かけて、Bangkok International ICT Expo 2005 を見物した。

ところが、当然のことながら、新規の先端技術が発展途上国でおこなわれる展覧会で発表されるはずもなく、それどころかブースと呼べるようなものすらなかった(あったのは大企業の巨大な看板だけだった)。個人的に興味を持てたのは、大手通信会社の True が提供している PCT(日本の PHS に相当)のパケット通信量無制限サービスぐらいだった(通信カード付き32〜64kbps, 年間9,900バーツ)。約1時間で会場を後にして、ほかの友人たちと合流した。

「なかなかやるじゃない? それでは、この曲はどうかしら?」

夜、プララームサーム通り(ラーマ3世通り)にある大部屋カラオケ屋 Easy Life で、マイクを一度握ったらなかなか離さないノリノリな友人が、僕に事前の断りもなく男性曲を次から次へ矢継ぎ早にリクエストしていった。

大部屋カラオケ屋の Easy Life は、アルコール飲料とともに食事を楽しみながら、ほかの客たち(約50人)の前でカラオケを歌うというスタイルの店だった。気が向いたときにペンをとって、リクエストの内容(曲名やアーティスト名)を書いた紙を店員に渡せば演奏が始まるというシステムになっている。自分の歌声ひとつで店内の雰囲気を自由自在に変えられるところがこの店の醍醐味だ(ここのところ毎週のようにパブへ出かけていたため、雰囲気を変えてみるといった意味でこの店を選んだ)。

その後、スクンウィット13街路にある住まい Sukhumvit Suite の駐車場へ一旦戻って愛車の BMW 318i を駐車してから、DVD 方式のカラオケ装置が搭載されている友人の Honda Jazz に乗ってトーングロー10街路にあるパブ Booze へ行き、友人の医学部時代の旧友たち(現役の女医たちのグループ)と合流した。

「なによこの店? カワイイ子なんてどこにもいないじゃないの?」

女性の容姿については男女で意見が分かれるところだが、たしかにいまひとつ冴えないといった印象だった。午後11時頃、Johnnie Walker Red Label を飲み干したのを契機に店を出て、トーングロー15街路の The Duchess Plaza 4階にある Escudo へ移動した。

「さっきの店より、レベルがぜんぜん高いんじゃないかしら?」

あさ、目が覚めたときには真面目で平凡な一日となる予定だったのに、Bangkok International ICT Expo 2005 がヘボすぎたせいで調子を狂わされ、その後ナイトスポットを3件もハシゴしてしまった。どうにも釈然としない。

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ABOUTこの記事をかいた人

バンコク留学生日記の筆者。タイ国立チュラロンコーン大学文学部のタイ語集中講座、インテンシブタイ・プログラムを修了(2003年)。同大学の大学院で東南アジア学を専攻。文学修士(2006年)。現在は機械メーカーで労働組合の執行委員長を務めるかたわら、海外拠点向けの輸出貿易を担当。