ついに晴れて自由の身になる

あさ、ポーヂョー・アウンサン市場にある土産物街へ行ってクラスメイトたちと散策した。巻きスカートの「ロンヂー」を売っている店の店主によると、ミャンマーの通貨「ヂャット」の交換レートは1ドル=900ヂャットだった。外国人観光客を見つけては声をかけていた貴金属屋の若い男も同じレートを提示してきていたから、おそらくこれが相場なんだろう。今回の旅行初日にミャンマー人のツアーガイドが「利益なしの市場価格」と言って1ドル=860ヂャットで両替してくれたが、実際にはどうやら4%強の手数料を取られていたようだ。ちなみに、ミャンマーは二重為替相場制を導入しており、公定レートが1ドル=6.3589ヂャット、公認市場レートが 1ドル=450ヂャットと実勢価格から著しく乖離している。

昼、日本料理店「富士」へ行って鉛のように硬いエビフライを歯茎から血を流しながら食べ、バンコクへの帰路に着いた。

夜、トーングロー15街路にあるショッピングモール J-Avenue に入っている大戸屋に寄って久々にまともな日本料理を食べた。コンドミニアムへ戻るタクシーのなかで12日ぶりに回復した自由をひしひしと噛みしめていたが、長旅による疲れのせいで友人と会う気も起こらず、素直にスクンウィット13街路にある住まい Sukhumvit Suite 17階の自室に戻ってシャワー室へ直行した。

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バンコク留学生日記の筆者。タイ国立チュラロンコーン大学文学部のタイ語集中講座、インテンシブタイ・プログラムを修了(2003年)。同大学の大学院で東南アジア学を専攻。文学修士(2006年)。現在は機械メーカーで労働組合の執行委員長を務めるかたわら、海外拠点向けの輸出貿易を担当。