タイの地鎮祭

友人の会社社長から地鎮祭の通訳を依頼され、午前5時にアソークモントリー通り(スクンウィット21街路)から友人の会社のクルマでナコーンラーチャスィーマー県(コーラート)にある日系企業の工場建設予定地へ向かった。

地鎮祭とは、土地の精霊を鎮め、工事の安全と無事の竣工を祈念する儀式のことで、タイではバラモン教の形式にのっとって行われる。ところが儀式の内容を事前に知っていた人は誰ひとりおらず、僕自身も พิธีลงเสาเอก という単語(ピティーロングサオエーク, 地鎮祭:直訳すると主柱を沈める儀式)から推測するしかなかった。

午後9時、工場の建設予定地に白装束をまとったバラモン教の神官が到着した。豚の丸焼きなどが並べられている祭壇の前で20分間ほど読経を上げてから、巨大な工作機械から吊り下げられている長さ10メートル、直径30センチのコンクリート製の杭に色とりどりのリボンを結びつけた。銀製の容器のなかに水を移しながら、コンクリート杭が地中に埋まっていくのを見届けた。

ナコーンラーチャスィーマー市の中心部にある激マズ日本料理店 Fuji で昼食をとってからバンコクへ戻り、関係者たちとタニヤ通りにあるカラオケスナック Noa へ行って酒を飲んだ。

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バンコク留学生日記の筆者。タイ国立チュラロンコーン大学文学部のタイ語集中講座、インテンシブタイ・プログラムを修了(2003年)。同大学の大学院で東南アジア学を専攻。文学修士(2006年)。現在は機械メーカーで労働組合の執行委員長を務めるかたわら、海外拠点向けの輸出貿易を担当。