一時帰国

20031022c

未明まで続けていた長電話の影響で完全な思考停止状態に陥っていたが、それまで寝まいとして握り続けていた受話器を午前4時に置いて、バンコク・ドーンムアング国際空港へ向かった。今回の一時帰国は約1週間の予定で、荷造りは一昨日の晩に済ませてあった。

昨日、早朝便を乗り過ごしてしまったため、昼過ぎになってスクンウィット5街路にある Starbucks Coffee へ行って、再度帰国便を予約しようとドーンムアング空港にあるユナイテッド航空のオフィスに電話をかけた。

「現在、コンピュータシステムがタウンしているため、ご予約のお手続きができません。お名前さえ教えていただければ、復旧後に私が手続きをしておきます。窓側と通路側のどちらがよろしいですか?」

どうしたものかと思いながらも、とりあえず聞かれたことに答えて電話を切った。しかし、係員は僕の名前と座席の位置を聞いてきただけで、予約する便名、行き先、座席のクラス、航空券の有無については何も聞いてこなかった。そのとき、本当に予約が取れているかどうか心配になった。

午前5時にドーンムアング空港の第1ターミナルにあるユナイテッド航空の搭乗手続カウンターに到着してみると、その懸念は現実のものになった。係員によると、搭乗者名簿に僕の名前がないという。

(そりゃあ、そうだろう。世の中、諦めが肝心だ)

仕方なく、空港搭乗待ちリストの優先順位5B(6以下になると乗れない可能性がある)の資格をもらって、搭乗手続締切までの時間をつぶしてからカウンターへ戻ってみると、無事に正規の搭乗券を手渡された。その後、第2ターミナルの出発ロビー階にある入国管理局のオフィスへ行って、再入国許可証の発給を受けてから出国審査場へダッシュした。

再入国許可証の発給手数料は、シングル(1回のみ有効)が1,000バーツ、マルチプル(ビザの有効期限まで何度でも使える)が3,900バーツ。係員によると、手数料は数年前に改定されたばかりで、それまではタダ同然だったという。

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2001年に金融機関の社内SEを辞めてタイへ渡り、タイ国立ヂュラーロンゴーン大学文学部が開講している外国人のための集中タイ語講座、インテンシブタイ・プログラムを修了しました。その後、アメリカ・ロサンゼルスにおける語学留学を経て、2006年にヂュラーロンゴーン大学大学院の東南アジア研究科修士課程を修了。以来、機械部品商社の海外営業、生産設備商社の海外営業を経験し、現在は機械メーカーの国内営業部門で海外現法向けの部品輸出を担当しています。