パブの年齢制限と身分証明

「あなたは本当に外国人か?」

トーングロー21街路にあるパブ「ソーングサルング」の警備員に指摘されて自分の腕を見てみると、日本人の白い肌からは想像もつかないほど真っ黒に陽に焼けていた。自分はグルングテープ大のスタイルを少しだけスッキリさせたような髪型だし、ポロシャツにジーパンというのもタイ人の大学生がデパートへ出かけるときファッションだ。これではタイ人と間違えられても文句は言えない。

現在、複数の講座で中間ペーパーの提出期限が目前に迫っており、たとえ夜の数時間といえども外を出歩く余裕などないが、クラスメイトの友人が日本から来ているということもあって、昨晩に引き続き今晩もパブへ繰り出すことになった。

店の前で、アルコール飲料メーカーのキャンペーンガールに、人数だけではなく、氏名と携帯電話の番号を尋ねられた。不審に思って「なぜ氏名と電話番号が必要なのか」と聞き返してみたところ、「プロモーションを受けるためには氏名と電話番号を記入していただく必要があります」との答えだった。その用紙には「ソーングサルング顧客リスト」と書かれており、詳しく聞いてみると「プロモーションがあるときにショートメッセージで通知する」という話だった。氏名と電話番号の情報を渡すだけで、プロモーションの恩恵にあずかれるのなら構わないとも思ったが、店の宣伝が定期的に送られて来ては鬱陶しくてかなわない。

「プロモーションは辞退するので、電話番号は言わないってことでイイですか?」

こうしたやりとりを店の入口でしてから、扉の前にいる年齢確認担当の警備員に日本国旅券と書かれている赤いパスポートを提示して見せたところ、冒頭にある指摘を受けた。流暢なタイ語を話す日本人なんてそうそういるようなもんじゃないから、不審に思うのも当然かもかもしれない。

今日は Starbucks Coffee へ行ってクラスメイトたちと自習をしてから、友人宅へ移動し、突然降り出した豪雨が収まるのを待ってトーングロー21街路にあるパブ「ソーングサルング」へ繰り出した。

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ABOUTこの記事をかいた人

バンコク留学生日記の筆者。タイ国立チュラロンコーン大学文学部のタイ語集中講座、インテンシブタイ・プログラムを修了(2003年)。同大学の大学院で東南アジア学を専攻。文学修士(2006年)。現在は機械メーカーで労働組合の執行委員長を務めるかたわら、海外拠点向けの輸出貿易を担当。