2004年6月9日(水)
昼すぎ、
日本人向け女性月刊誌
人材紹介会社 JAC Japan (本社:東京都千代田区)発行の小冊子「東南アジア・中国、転職・就職情報」によると、タイにおける現地採用の求人は、①製造業関係(メーカー、販売会社、機械・素材商社)やサービス業(物流、 IT、旅行会社など)がほとんどで、②都市部では営業職やカスタマーサービス職、地方ではエンジニアや工場管理マネージャー職の求人が多い。③現地採用者には日本人駐在員とタイ人スタッフとの橋渡し役が求められており、④多転職者は書類審査で落とされる。⑤待遇は一般的に製造業の営業職で40,000バーツから、旅行・出版業のサービス職で30,000-80,000バーツ、事務や秘書などのサポート職で40,000-60,000バーツ、工場勤務で40,000-60,000バーツ(ただし部長級なら60,000-150,000バーツ)で、ボーナスはそれぞれ0-2ヶ月。⑥住宅手当や交通費は支給されず(ただし給与に含まれていたり送迎バスなどがある)、⑦日本国の公的福祉(社会保険, 社会保険, 生涯年収+4,000万円程度に相当)の恩恵を受けることはできない。
現地採用者になるのはあくまでも個人の自由であり、誰に強制されてなるものではない。みずからの意思でタイへの渡航を決意し、みずからフリーター同等の低賃金で働くことを選ぶことで、はじめてタイで生活するという希望が叶えられるんだから、それはそれでイイと思う。ところが、この記事には現地採用者の不満が並び、さらにそれを屁理屈で正当化しようとしている記述が随所に見られる。まるで編集者たちの屈折した根性を垣間見ているかのようで、読み進めていくうちに次第に気分が悪くなった。
現地採用者の厳しい現実を屁理屈で正当化しようとする論調は、なにも雑誌やフリーペーパーに限らず、タイ関係のほとんどのウェブサイトで大腕を振ってまかり通っている。特に、バンコクには割安な性風俗を通うことだけを目的に現地採用者として働いている奇特な日本人も少なくない。現地採用者のたかだか40,000バーツ程度の月収では、ソープランド通い(2時間1,800バーツ程度)すら満足にできず、本末転倒で不本意な末路をたどるのは端から目に見えているのに、それを謎の思考プロセスを経て正当化できてしまうのだから不思議でならない。個人的には、屁理屈だけで苦境から立ち直れるなんて到底考えられないし、100,000円程度の月給では今回の留学資金すら回収できないから、現地採用として働きたいとは思わない。
いずれにせよ、今回の内定は、友人にとってはウレシイ知らせだ! 大好きなタイで暮らしたいという姿勢で働くのなら、僕も積極的に応援したい。
朝、タイ研究科の講座「タイ舞台演劇論」に出席し、昼の時間を



金融機関(社内SE職)を退職後、タイ国立ヂュラーロンゴーン大学文学部の集中タイ語講座を修了。米国語学留学を経て、同大学東南アジア研究科で修士号を取得。現在、日本国内の専門商社で海外営業に従事。
旅の指さし会話帳①タイ
タイ語読解力養成講座
タイ日大辞典
タイを知るための60章
地図がつくったタイ
タイのこころ
ギック―友達以上、でも恋人じゃない
Sexteen Thailand