オカマショー「カリプソ・キャバレー」(両親のバンコク訪問3日目)

バンコクの街中を歩いていると、性同一性障害の人たちを日常的によく見かける。彼らは外見だけでは本物とは区別がつかないほど完璧に性転換している人、本物の女性よりも美しい人、明らかに性転換したと分かる不格好な人などさまざまで、そのなかでも芸達者な強者たちを集めて観光客向けに催されているショーがある。

観光客向けのオカマショー劇場はバンコク都内だけでも2ヶ所ある。ひとつは高架電車アソーク駅とプローンポング駅のちょうど中間地点にあるMambo Cabaret Show、もうひとつは高架電車ラーチャテーウィー駅前にある4つ星ホテルAsiaのCalypso Cabaret Showで、今回、両親を連れて行ったのはCalypso Cabaret Showのほうで料金はワンドリンク付きでひとり1,000バーツだった。午後8時からと午後9時45分からの1日2回公演され、公演時間は約1時間。役者たちはきちんと訓練されており、動きにメリハリがある。オフシーズンの平日でも半分以上の席が埋まっていたから、もし日本人客が集中するシーズンにこのショーを見るのなら、あらかじめ予約を取っておく必要があるかもしれない(Calypso Cabaret at Asia Hotel – 02-653-960~2)。

きょうはバンコク近郊にある遺跡を見物するために、クルマで1時間ほどのところにある古都アユッタヤーまで行ってきた。カンボジアにあるアンコールワットには遠く及ばないが、はじめて遺跡を訪れる観光客には十分な規模だ。今回はプラサート・ラーチャブーラナとワット・マハータートの2ヶ所を回った。

アユッタヤーからの帰路、Central World Plaza に立ち寄って、土産物の免税店 King’s Power でタイの民芸品などを買い、スクンウィット39にあるイタリア料理店「オペラ」で夕食をとった。料金はつぎのとおり。

夕食の料金
3Shingha Beer@120 360 / 2Ginger Ale@80 160 / Ceasar Salda 220 / Cozze 220 / Spagetti Salsiccia 280 / Spagetti carbonara 270 / Risotto Nero 290 / P. Prnaham 300 / Kloster Large 190 / SUBTOTAL 2270 / !SERVICE 227 / VAT7% 174.7 / TOTAL DUE 2671.79

食後、オカマショーCalypso Cabaret Showを見物し、ホテル「バイヨックサガーイ」の高層階にあるバーでバンコクの夜景を眺めながらカクテルを飲み、両親が泊まっているホテルThe Orientalまで送り届けた。今晩は僕も一部屋とってもらい、このホテルに泊まった。

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ケイイチ
バンコク留学生日記の筆者。タイ国立チュラロンコーン大学文学部のタイ語集中講座、インテンシブタイ・プログラムを修了(2003年)。同大学の大学院で東南アジア学を専攻。文学修士(2006年)。現在は機械メーカーで労働組合の執行委員長を務めるかたわら、海外拠点向けの輸出貿易を担当。