研究室を訪問

いま、毎週水曜日の午後にある「東南アジアの近代化・民主化・民族主義」の講座で深刻な問題を抱えている。中間考査のペーパー(小論文)でとんでもなく低い点数を付けられたせいで、このままだと期末考査でどんなに頑張っても挽回できる見込みがない。ヂュラーロンゴーン大学の修士課程には、平均評定(GPA)がB評価 (0から4の5段階評価で3.00)未満の学生には修士号を与えないという規程があって、このままでは修士課程の修了に支障が生じること疑いない。

そこで先日、この講座を担当している准教授と親しいクラスメイトに相談してみたところ、担当講師の承認を得て継続履修という扱いにすれば成績が確定しないから平均評定の低下を防げるという話だったので、きょうはその担当講師の研究室を訪ねて直談判することにした。

准教授との面会予約はクラスメイトが先週末に取ってくれていたので、午前10時、サヤームスクウェアのヂュラーロンゴーン大学ブックセンター裏にある第3研究所棟のロビーで待ち合わせ、そのまま研究所秘書室へ向かった。

雑談を交えながら粘り強く交渉を続けた結果、非常に有利な条件が付与された継続履修許可をもらうことがでいた。これで今学期の成績は一応「優等生」っぽく見せかけることができる。

それにしても自分の運命を左右するだけの裁量を持っている人物に会うのは精神的に堪える。

その後、高架電車プローンポング駅前にあるエンポリアム百貨店で友人とノートパソコンを見に行き、その足でアルバイト先へ向かった。

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ABOUTこの記事をかいた人

バンコク留学生日記の筆者。タイ国立チュラロンコーン大学文学部のタイ語集中講座、インテンシブタイ・プログラムを修了(2003年)。同大学の大学院で東南アジア学を専攻。文学修士(2006年)。現在は機械メーカーで労働組合の執行委員長を務めるかたわら、海外拠点向けの輸出貿易を担当。