カンボジア国境の町 アランヤプラテート

タイではカジノはもとより賭博行為全般が法律で禁止されている。

カンボジア王国のバンテイメンチェイ州ポーイペートは、近年、タイとの国境交易で急速に発展している。さらに、観光収入を見込んで6年ほど前に建設されたカジノ街のおかげで、週末になると多くのタイ人客で賑わっている。

アルバイトを終えてから、バンコクに滞在している高校時代の友人とカンボジア国境の街「サゲーオ県アランヤプラテート」へ向かった。今回の旅行は、会社を経営している友人に斡旋してもらった商用ビザの有効期限(3ヶ月)がそろそろ切れてしまうため、一旦出国して、タイのアライバルビザ(有効期限30日)を手に入れることを目的としている。ついでにカジノに寄ってみるつもりだ。

午後11時にバンコクを出発し、パトゥムターニーまでは国道1号線(23km)、ナコーンナーヨックまでは国道305号線(86km)、アランヤプラテートまでは国道35号線(172km)を経由して、午前2時半にアランヤプラテート市内にあるホテル「アランマーメイド」に到着した。走行距離は280kmだった。

タイの幹線道路は日本と比較しても遜色がないほど良好な状態に整備されているけれど、交通量が少ない田舎道となると整備が遅れが目立つ。カンボジアへ伸びる国道35号線には中央分離帯が設置されていないため前照灯をハイビームにできず周囲の様子を知るのに苦労した。途中で犬2匹と猫1匹を轢き殺しそうになった。そして、片側一車線しかないため追い越しにも苦労した。工事現場の安全管理も行き届いておらず、整備中の国道355号線ではまだ中央線が引かれていなかったため、危うく中央分離帯に突っ込むところだった。

ホテル「アランマーメイド」はアランヤプラテート随一の高級ホテルで、宿泊代金は1部屋900バーツだった。日本に例えるのなら「国の補助金で作られたばかりの村おこし用の宿泊施設」といったカンジで、部屋が少し狭いのは気になったけれど、室内が清浄に保たれており快適に過ごすことができた。ただ、朝食のビュッフェはひどく不味かった。

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ABOUTこの記事をかいた人

バンコク留学生日記の筆者。タイ国立チュラロンコーン大学文学部のタイ語集中講座、インテンシブタイ・プログラムを修了(2003年)。同大学の大学院で東南アジア学を専攻。文学修士(2006年)。現在は機械メーカーで労働組合の執行委員長を務めるかたわら、海外拠点向けの輸出貿易を担当。