娯楽の少ないロサンゼルス (LA留学生日記より)

「こんな退屈な街からは一日も早くおさらばしたい。シェアハウスと語学学校をあと何往復すればタイへ戻れるんだろう?」

ロサンゼルスには娯楽が少なく日々の生活が単調になりがちなため、ここのところ同室のポックが少し荒れている。贅沢をすればそれなりに楽しめるけど、常識的な予算で楽しめる娯楽がほどんどない。

自分の経済力で気軽に行けるところは、パサデナ旧市街にあるクラブの Q’s バー、タイタウンにあるタイポップス生演奏レストランのグルンテープ、ダウンタウンLAから少し離れたところにあるストリップクラブの Spearmint Rhino ぐらいしか思いつかない。それでも15ドルから20ドルの出費になるから毎日のようには行けない。

あまりにもやることがないので同室ポックは Play Station 2 のオンラインゲームを一日中することにしたという。

自分まで自暴自棄になってはいけないから、途方に暮れながらも毎晩シェアハウスのリビングルームでタイ人の同居人たちとビール片手にエイズの恐怖(本人は8/6からずっと心配している)について語り合うことにしている。

きょうは昼前に起きて、昼食を吉野家でとり、アルハンブラ洗車場へ行った。

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ケイイチ
バンコク留学生日記の筆者。タイ国立チュラロンコーン大学文学部のタイ語集中講座、インテンシブタイ・プログラムを修了(2003年)。同大学の大学院で東南アジア学を専攻。文学修士(2006年)。現在は機械メーカーで労働組合の執行委員長を務めるかたわら、海外拠点向けの輸出貿易を担当。