自動車車体修理工場 (LA留学生日記より)

先日、クルマを買ったときから凹んでいた運転席のドアを100ドルで新品同然に修復してみせると、ショッピングセンターの駐車場でメキシコ人グループが声をかけてきたので任せてみたところ、いきなりボディーに穴を開けはじめ、適当にパテを凹みにくっつけたうえ、まったく違う色の塗料を吹きかけられるという事件があった。

語学学校のタイ人留学生アドバイザーによると、この付近では有名な不良メキシコ人らしく、タイ人留学生も似たような被害に遭っているという。100ドル盗られるぐらいなら構わないけれど、それっぽく見せるために不必要な穴をボディーに空けられてしまったのは痛い。見た目も修復前より悪くなった。

このクルマを売りに出すときにはメキシコ人にぶっ壊された箇所を補修する必要があるため車体補修工場へ行ってみたところ、ほとんどの車体補修工場は保険会社から紹介されたクルマのみを扱っているそうで取り付く島もなかった。無保険でも請け負ってくれる修理工場もあったけど、扉を交換するだけで1,200-1,500ドルはかかるという。転売目的の修理としては本格的すぎるし費用がかさみすぎるため、日本人経営の車体修理工場へ行ってみたところ573ドルで鉄板を修復してくれると話していた。

近日中に予算の目処を立ててクルマを修理したい。

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ケイイチ
バンコク留学生日記の筆者。タイ国立チュラロンコーン大学文学部のタイ語集中講座、インテンシブタイ・プログラムを修了(2003年)。同大学の大学院で東南アジア学を専攻。文学修士(2006年)。現在は機械メーカーで労働組合の執行委員長を務めるかたわら、海外拠点向けの輸出貿易を担当。