初めての TOEFL 模擬試験 (LA留学生日記より)

タイに住んでいる友人によると、今年1月に受験したタイ国立ヂュラーロンゴーン大学主催の TOEFL 互換性試験 CU-TEP は、難易度が TOEFL よりも格段に低いため CU-TEP の得点から TOEFL へ換算した得点をそのまま信じない方が良いという。

昼食後、いつものように僕にとっては難しすぎる TOEFL クラスに出席したところ、突然、担当の講師が模擬試験を行うと宣言した。そのとき冒頭の友人の言葉を思い出して「もし300点台だったらどうしよう」と目の前が真っ暗になる思いをした。それでも、ただ呆然としていては事態は悪くなる一方なので気合いで問題を解いてみることにした。

約2時間かけた模擬試験の結果は、聞き取り41点(正答率34%)、文法正誤43点(正答率50%)、長文読解41点(正答率52%)で、TOEFL のペーパーテスト換算で443点相当だった。あと7点あればアメリカ国内の短期大学――留学生の間ではカレッジと呼ばれている教育機関――へ入学できるレベルに到達するけれど、今回目指しているタイ国立チュラロンコーン大学の文学部修士課程に入学するには57点も不足している(タイ語ができるため TOEFL の合格基準に50点の下駄を履かせてもらっている)。

今回の TOEFL 模擬試験の成績は今年1月に受験した CU-TEP より17点低かったものの、さしあたって300点台に転落しなかったことに胸をなで下ろしている。ここ2週間続けている英語シャワーのおかげでヒアリング能力、TOEFL 攻略法のおかげで文法正誤問題の得点力がそれぞれ飛躍的に向上している。長文問題は CU-TEP より格段に難しかったため得点を若干減らしているけれど、問題の難易度差を考えれば初回の模擬試験としてはまずまずの成績だ。

北ストーンマン通りにあるタイ人シェアハウスへ戻ってこの話をダウンタウンLAにある大学で経営学を勉強しているポーに話してみたところ、

「5ヶ月のうちに50点上げればいいだけだろ?500点を550点に引き上げるのは難しいかもしれないけど、450点から500点なんてすぐだね。超楽勝じゃん?」

という返事が返ってきた。一方で大学院入学を目指してTOEFL 勉強中のポックは「たったの50点!? 冗談じゃないよ。あはははは……」と乾いた笑いをしていた。

ところで、この TOEFL という英語検定には奇妙な癖があるような気がする。午前中に受講しているレベル3の英語クラスより2段階上(半年分)にあたるレベル5のクラスにいる台湾人が380点しかとれていなかったことには心底驚いた。真の英語能力とTOEFLの得点は必ずしも正比例しない。

TOEFL対策のクラスでは圧倒的に英会話能力が劣っているものの、それでもクラスの平均点が取れたことを素直に喜んでおきたい。

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ABOUTこの記事をかいた人

バンコク留学生日記の筆者。タイ国立チュラロンコーン大学文学部のタイ語集中講座、インテンシブタイ・プログラムを修了(2003年)。同大学の大学院で東南アジア学を専攻。文学修士(2006年)。現在は機械メーカーで労働組合の執行委員長を務めるかたわら、海外拠点向けの輸出貿易を担当。