タニヤ嬢とタイ語

「あの野郎をイテコマセ!」

夜、タニヤ通りにあるカラオケスナック「ゆかり」では自分の生活圏ではまず聞けないような凄まじいタイ語が飛び交っていた。

日本人客の大半がタイ語を理解できない(単語はいくつか知ってても聞き取れない)のを良いことにホステスたちはまさに言いたい放題だった。店主に十分なタイ語力があれば即刻クビにしていること疑いない。

タイ人の教育格差は深刻で想像を絶するほどのアホがたくさんいる。どうも脳味噌の構造が少し違うようで、唯一まともな会話が成り立ったのはラームカムヘーング大学に通っているホステスひとりだけだった。

タイ語でも会話できないようなホステスに会うために、わざわざひとりでタイのカラオケスナックへ行く価値なんてあるんだろうか?

一説によると、夜遊びが大好きなタイの有力者たちは、レベルが低いホステスしかいない日本人向けのカラオケスナックではなく、現役の女子大生がホステスをしている高級店へ通っているという。

たしかにあのホステスたちでは政治家や資本家たちの会話にはついて行けないこと疑いない。

タニヤのホステスに期待できることなんか限られている。ひとりで行って夜のオンナと楽しむのではなく、ほかの日本人と一緒に行って、適当な花を眺めながら語り合うというスタンスで臨んだほうが良さそうだ。

とりあえず会話が成立しないからオカマ言葉を連発してホステスたちのウケを狙った。

きょうは留学斡旋会社 Lighthouse Info Service Co.,Ltd.(スタディーインタイランド)主催のタイ日合同忘年会に参加後、別の友人のおごりで日本人向けの歓楽街「タニヤ」で飲んだ。料金は3時間でひとり1,500バーツだった(ボトル代含む)。

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ABOUTこの記事をかいた人

バンコク留学生日記の筆者。タイ国立チュラロンコーン大学文学部のタイ語集中講座、インテンシブタイ・プログラムを修了(2003年)。同大学の大学院で東南アジア学を専攻。文学修士(2006年)。現在は機械メーカーで労働組合の執行委員長を務めるかたわら、海外拠点向けの輸出貿易を担当。