国王のためなら死ねる!

「もし国王陛下が崩御されたら、わたしたちのタイ王国は深い悲しみに覆われてしまうでしょう。この汚職が蔓延っているタイに外国の企業が投資を続けているのも、国王陛下による統治のおかけで近隣諸国より政情が安定しているからなの。国王陛下の崩御を目の当たりにするぐらいなら、その前に死んでおきたい」

昨晩、エーンの国王観を3時間も聞かされて、寝ることが許されたのは午前5時すぎだった。

きょう宿題を忘れた理由について説明したところ、「わたしが死ぬことで国王陛下が死を免れるのなら迷わずに死ねるわ」と集中タイ語講座の講師は話していた。

タイ人の国王崇拝はナショナリズムではなく日本人の想像を絶するほど強烈な忠誠心にあるんだろう。

けさ授業が始まるまでにできなかった宿題は「授業中に鑑賞したテレビドラマ『最初の雨』のストーリーを要約して感想を述べよ」というものだった。タイ・チャンネル7で2000年に放映されていたテレビドラマで、何年も雨が降っていない枯れた大地に国王の温情のおかげで雨が降ったという内容。

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バンコク留学生日記の筆者。タイ国立チュラロンコーン大学文学部のタイ語集中講座、インテンシブタイ・プログラムを修了(2003年)。同大学の大学院で東南アジア学を専攻。文学修士(2006年)。現在は機械メーカーで労働組合の執行委員長を務めるかたわら、海外拠点向けの輸出貿易を担当。