アサンプション大学 バンコク寺院巡り

アサンプション大学文学部日本語学科の授業「ツアーガイド演習」に友人に誘われて参加した。

私立アサンプション大学の学費は国立大学の約8倍の年間100,000バーツと言われている。育ちの良い学生が多いのか、先日参加したプラヂョームグラーオヂャーオグンタハーンラートグラバング工科大学産業教育学部日本語学科より全体的に上品で大人しい印象がある。

ワットポーを見学後にヂャーオプラヤー川沿いのタイ料理店で昼食をとり、渡河船(2バーツ)でトンブリー地区へ移動した。

ワットアルンは旅行ガイドブックで酷評されている。ガイドブック「地球の歩き方」によると、入口付近にある書き割りで記念写真を撮ると撮影料金を請求されるという。タイの伝統衣装が描かれている書き割りから顔を出して写真を撮ろうとしている学生がいたから注意を促したところ、

“ไม่เป็นไร คนไทยไม่โดนหรอก”(マイペンライ コンタイマイドーンローク)
「タイ人なら大丈夫よ」

ところが撮影後にしっかり20バーツ徴収されていた。目の前では西洋人観光客が市価13バーツのコカコーラに60バーツも支払わされていた。ウワサに違わず本当にロクでもない観光地だ。

バンコク生活5ヶ月目にして、はじめて寺院巡りを体験した。

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ケイイチ
バンコク留学生日記の筆者。タイ国立チュラロンコーン大学文学部のタイ語集中講座、インテンシブタイ・プログラムを修了(2003年)。同大学の大学院で東南アジア学を専攻。文学修士(2006年)。現在は機械メーカーで労働組合の執行委員長を務めるかたわら、海外拠点向けの輸出貿易を担当。