ヂュラーロンゴーン大学集中タイ語講座初級3

疾風怒濤の短い休暇が終わり、ヂュラーロンゴーン大学文学部主催集中タイ語講座の初級3の開講日を迎えた。

きょうからクラスに日本人とドイツ人がひとりずつ加わり、合計で9人(内訳:日本人5, ドイツ人2, シンガポール人1, イギリス人1)になった。新メンバーのタイ語力は初級2から加わったイギリス人と同じくかなりのものだ。経験豊富な編入組の面々に、初級1開講当初からいたクラスメイトたちが次々と追い抜かれていく。授業中で使われている言語も99%以上がタイ語になり、これまで復習を十分してこなかったクラスメイトは深刻な語彙不足のため解説を聞き取ることすらできず授業にまったくついてこられなくなった。

授業の冒頭、タイ語講師はこんなことを話していた。

「多くの日本人はポーホック(小学校6年生程度のタイ語能力検定試験)合格を目指していると聞いていますが、このインテンシブタイプログラム(集中タイ語講座)はタイ語で書かれた学術論文を理解するために必要なタイ語力を養うためのものです。それでも初級3が終わる頃にはポーホックに必要な程度のタイ語力は身に付いていることでしょう」

つづいて初級2進級試験の答案が返却された。153点満点中144点だった。正答率94.11%でなんとかクラス首位を守り抜いたが、もう少し頑張らないといつ落ちこぼれに転落してもおかしくない。さあ、がんばろう!

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ケイイチ
バンコク留学生日記の筆者。タイ国立チュラロンコーン大学文学部のタイ語集中講座、インテンシブタイ・プログラムを修了(2003年)。同大学の大学院で東南アジア学を専攻。文学修士(2006年)。現在は機械メーカーで労働組合の執行委員長を務めるかたわら、海外拠点向けの輸出貿易を担当。