エーンと共同生活をしていくにあたって必要となる雑貨類を買いに行った

エーンが Venezia Residence の6階にある僕の部屋に住みはじめてから1ヶ月半が経ち、本人の私物が徐々に増えてきていることもあって、備え付けの家具だけでは収納スペースが足りない。自室で食事をとるときには食器類をそのまま床の上に置いていたが、このままでは食べにくいばかりか衛生的にも良くないため、そろそろ問題の解決に乗り出す必要があった。

そこで、日中にエーンとラーチャダムリ通りにあるショッピングセンターの Big C へ出かけて、食事をとるために使う木製のローテーブルのほか、エーンの私物を収納するためのプラスチック製の戸棚、教科書に付属しているカセットテープを聞くためのラジカセを購入した。合計で2,700バーツだった。

きょうまでの日記を読み返してみたところ、接続詞の使い方がおかしいなど、日本語の文章として破たんしている箇所がいくつもあることに気づいた。このような状態では日本語を学習しているタイ人にはとても見せられたものではないが、とにかく時間が足りていないため、文章が雑になってしまうのも仕方がないとあきらめている。

家出人のエーンは、とうとう資金が底をついたようで、あすから Siam Discovery Center の6階にある酸素バーでアルバイトをすることになった。週6日の勤務で、月給は6,000バーツ。時間給に換算すると38バーツになる。バンコク都内のセブンイレブンで働いているアルバイト店員の時間給が23バーツほどなので、待遇は相場に対して40パーセントほど良い。ペッブリー18街路にある住まい Venezia Residence 644号室の家賃8,000バーツは僕が全額を負担しているが、それ以外の食費をはじめ、通信費や交通費といったエーンが生活をしていくのに必要な費用はすべてエーン自身が全額を負担している。

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ケイイチ
バンコク留学生日記の筆者。タイ国立チュラロンコーン大学文学部のタイ語集中講座、インテンシブタイ・プログラムを修了(2003年)。同大学の大学院で東南アジア学を専攻。文学修士(2006年)。現在は機械メーカーで労働組合の執行委員長を務めるかたわら、海外拠点向けの輸出貿易を担当。